2021/11
大分旅3日目・最終日の朝。
大分駅前の滞在ホテル「JR九州ブラッサム大分」をチェックアウトして荷物を預け、活動を開始します。
豊後国一の宮の柞原(ゆすはら)八幡宮にお参りすべく、大分駅の7番バスのりばにやって参りました。
ここから神社のすぐ近くまで行けるバスが出ているのですが・・・。
祝日は1日に6本のみ、と本数が少ないです。
行きはバスで行けるものの、帰りは丁度よいバスが無く。
神社から最寄り駅まで、かなりの長距離を歩行することになる予定。
何はともあれバスに乗車。
お客さんは少なく、しばらくすると貸し切り状態になりました。
柞原行きのバスは大分駅から西へ
所要時間はおよそ30分弱でした。
というわけで到着。
ここまで乗ってきたのは私一人・・・。
バス停のすぐ近くに・・・。
神社へと続く石段があり。
拝殿までは全部でおよそ150段ぐらいありました。
頑張って登ります。
石段を上ると、山の中の道を進みます。
結構歩きますなあ。
疲れてきたよ、ハアハア。
そして、さらに石段が。
あの鳥居の先がご本殿かな?
というわけではなく・・・。
鳥居の先にさらに石段があり!
((( ;゚Д゚)))
その先にようやく建物が見えてきました。
ラストスパートの石段。
かなり足に来ていますが、頑張って登ります。
11月のやや寒い気候でだったものの、結構汗かきました。
鳥居の手前には・・・。
「柞原八幡のご神木」があり。
メチャ幹が太いです。
樹幹囲18.5メートルとのこと。
高さ30メートルほどあるクスノキで・・・。
推定樹齢はなんと3000年とも言われており、国指定の天然記念物なのだとか。
樹齢3000年って凄すぎる・・・。
石段を上った先に見えていたのは「南大門」という門。
かなり深い歴史が感じられる門です。
この門に刻まれている木の彫刻は必見。
派手さはあまりないものの、かなり精巧に彫られていて見ごたえがあります。
一枚一枚、じっくりと見入ってしまいました。
こんなような感じで・・・。
どういう物語が描かれているのかはよく分かりませんが、生き生きとした情景が彫られていました。
柞原八幡宮の重要な見どころの一つです。
では先に進みましょう。
さらに参道は続いているようで。
すこしばかりダメ押しの石段もあり。
右手に石垣が見えてきました。
この石垣の上にご本殿があるようです。
山の中腹にある神社なんですねえ。
柞原八幡宮に関する説明書きがあり。
クリックすると拡大できる予定ですので、詳細を知りたい方はどうぞ。
石段を上って、西門からいよいよご本殿のある広場へと進みます。
入口の門付近は紅葉していて美しかったです。
石段を上る人は私しかいませんでしたが、このあたりは七五三のファミリーで賑わっていました。
では内部へ。
拝殿とご本殿はつながっており。
靴を脱いで拝殿に上がり、屋内にあるお賽銭箱の前でお祈りを捧げるという珍しいスタイルでした。
はやくコロナが収まりますように、パンパン。
ご本殿と左右の宝殿は・・・。
工事の足場が組まれていて、改修工事中のようでした。
コロナ禍中は改修工事している神社が多かった印象。
ちなみ社殿の多くは国指定の重要文化財となってございます。
御朱印も頂きました。
「豊後一の宮」の文字があり。
これで豊後国の一の宮(西寒田(ささむた)神社と柞原(ゆすはら)八幡宮)はすべて参拝済となりました。
ご本殿の近くには駐車場があり。
車で来れば、ハアハア言いながら石段を上って来なくて良いようです。
七五三ファミリーのほとんどはお車でのご参拝のようでした。
いやいや、自分の脚で石段を上ったからこそ参拝のご利益があるのじゃ、と心の中で自分に言い聞かせます。
参拝を終えて・・・。
石段を下りて、再びバス停に戻ってきました。
ここに到着してから1時間ほどで戻ってきました。
さて。
ここから大分駅に戻るのがタイヘン。
現在時刻は10時41分なのに対し・・・。
土日休ダイヤだと12時55分までバスが来ません・・・。
この何もない場所で、さすがに2時間も待ちたくはナイ。
というわけで・・・。
当初の予定どおり、最寄りの西大分駅まで約4キロの道のりを、テクテクと歩くことにしました。
大分行きの電車の出発時間まであと約1時間。
というわけで、次回は西大分駅まで頑張って歩くの編。