2016/11/04
香港マカオ旅2日目の朝。
絶好のお散歩日和のため、マカオの世界遺産を改めて巡回中。
聖ポール大聖堂から、さらに周囲をウロウロします。
大聖堂の近くに、世界遺産に指定してあげたい香港のスイーツチェーン店「許留山」を発見。
こんなところにも進出していたとは。
お昼ご飯のためにお腹を空かしておきたいので、今回はパス。
マカオのローカルゾーンをウロウロ。
生活感漂う古い街並みが楽しいです。
細い裏路地もあり。
どこまで入ってよいのか不明・・・。
テキトーに歩いていくと、世界遺産的な建物に遭遇しました。
調べてみると、やはり世界遺産「聖アントニオ教会」。
西洋風な建築物は、取りあえず世界遺産になっているカンジです。
その教会の対面にある、何の変哲もない広場。
ここも世界遺産「カモンエス広場」とのこと。
以前に訪れたことがある「カモンエス公園」への入口があります。
広場にはベンチがあって、地元の爺さん達が談笑しているというローカル感満載の広場。
普通の広場ですけど、ここも世界遺産にしちゃいます?
歩き疲れたので、ここからは19番バスに乗って「モンハの砦」を目指すことに。
「TCM」バス停で下車。
ここから「モンハの砦」へは徒歩5分少々。
スマホのGPSを頼りに歩きます。
「モンハの砦」は世界遺産ではありませんが、まだ行ったことが無かったので。
砦は山の上にあるので・・・。
坂道を登っていくことになります。
クソ暑い夏場だとNGですが、11月は涼しいので徒歩で問題なし。
坂道の途中にあるのが「旅遊学院(Institute of tourism studies)」
ミニスカの制服?を着用した女学生さんが、建物の中へと入っていきます。
この学校内には、ホテル「ポウサダ・デ・モンハ」や、レストラン「旅遊學院教學餐廳」が併設されています。
これらの施設は、実際に一般の観光客を受け入れており、学生さんたちはそこで接客の仕方などの実地訓練を受けることができるようになっています。
まさに観光立国マカオならではの教育機関ですね。
さらに坂道を上っていきます。
かなり急こう配なので、疲れてきました。
ハアハア。
山の上の公園(望廈山市政公園)に到着。
木陰で、地元のオバちゃんグループが音楽に合わせて踊っています。
これも香港マカオの公園ではお馴染みの光景。
山の上の公園にある小高い丘をさらに登ると・・・。
ようやく山頂にある要塞「モンハの砦」に到着。
結構疲れました。
古めかしい石造りの建築物が歴史を感じさせます。
日本語の説明書きによると・・・。
モンハの砦は、1849年フェレイラ・ド・アマラル総督在任時に建設が開始されました。
建設途中にアマラル総督が暗殺された為、工事は一旦中断され、1864年に再開されました。
1866年にコエーリョ・ド・ア
マラル総督任期中に完成した当時には、砦内に10門の大砲が配置されていました。
砦の周辺には、アフリカから派遣されて来ていたポルトガル軍兵士の兵舎がありましたが、1976年のポルトガル軍マカオ撤退後、砦の軍事的機能は失われました。
とのこと。
「フェレイラ・ド・アマラル総督」と言えば、リスボア・ホテル前のバスターミナル「亞馬喇前地」の名前にもなっている偉い人(稚拙な表現で失礼)ですね。
そのフェレイラ・ド・アマラル提督って暗殺されたんだ・・・と、本題と関係ないところが気になってしまいました。
では要塞の内部へ突入。
コンクリート製の殺風景な建造物の中の階段を上ります。
砦の上には、大砲が数台設置されており・・・。
高層マンションに狙いを定めています。
もちろん実弾は装填されていません。
砲身の中を覗いてみると・・・。
ゴミがたまっていました(笑)
砦の上には、トーチカ的な建造物があり。
この隙間から兵士が目を光らせていたのだろうか。
砦そのものは、そんなに大きなものではなく、100人ぐらいで守るぐらいの規模のものかと思います。
日本のお城のほうが防御力は高そうです。
山の上の砦なので、見晴らしが非常に良いです。
高層マンションの手前に、古びたトタン屋根の低層家屋のエリアがあり。
新しいモノと古いモノがごちゃ混ぜになっている感じです。
砦からの景色を堪能した後は・・・。
公園を散策。
日陰は涼しいです。
健康器具も、そこかしこにあり。
マカオの人々の健康を支えています(たぶん)。
公園内には、もう一つ頂があり・・・。
ここにもトーチカがありました。
自分だけ安全なトーチカの中にいて、一方的に狙い撃ちが可能。
会社にも、そういう人がいたな・・・。
そろそろお腹が空いたので・・・・。
前述した「旅遊学院」併設の「旅遊學院教學餐廳」へ。
しかしお店は開いておらず、入口に何やら但し書きが・・・。
イヤな予感。
ヤダ、それだけはヤメて。
恐る恐る文章を解読したところによると・・・
旅遊學院教學餐廳は2016/8/9から、改装工事のため一時休業しております。
その間、飲食サービス(朝食・昼食・ディナー)は「ポウサダ・レストラン」にて提供しております。
とのこと。
旅遊學院教學餐廳はお休みであるものの、お隣のホテル「ポウサダ・デ・モンハ」に併設されているレストランは営業中、ということのようです。
おー、ギリギリセーフ。
なんとか首の皮一枚つながりました。
歩き疲れていたところなので、ここからさらに別のレストランを探すのは回避できて良かったです。
(教學餐廳の工事がいつ終わるのかは記載されておらず、でしたが)
というわけで、次回はその「ポウサダ・レストラン」にてランチの編。