2016/12/28
香港マカオ旅初日の朝8時ごろ。
香港空港からバスで上環の西港城近くにやってきました。
この煉瓦造りの建物が「西港城」ことウエスタン・マーケット。
上環のランドマーク的存在です。
その西港城近くの、德輔道中の曲がり角の突き当りにあるお店。
アレ?
以前は「鳳城酒家」だったのが「北園酒家」に変わっている・・・。
貼り紙によると「鳳城酒家」はご近所に移転した、とのこと。
で、いつも朝飲茶なので、今回はチープな朝食にしてみよう、というわけでやってきたのがこちら。
「細蓉記」
西港城のすぐ近くにある、新しめのお店です。
ここも、以前は地元系の茶餐廳だった区画です。
地価の高騰のせいなのか、入れ替わりが激しいようですねえ。
エイヤと入店。
キレイで明るい店内。
普通語を話す観光客が多めの印象です。
モーニング・セット(早餐)のメニューがあり(クリックで拡大)
「A餐」から「F餐」の6種類がある模様。
脳内のメニュー解析班によって、漢字メニューの解読作業が始まります。
こちらの「F餐」にしてみよう。
「F餐」は「雙拼麵餐」。
「雙」は「双」の繁体字で「2つ」の意味です。
つまり2つの具材をトッピングできる麵と飲み物(ミルクティーかコーヒー)のセット。
英語も併記されているので分かり易いです。
飲み物のセットということは、店員さんから何飲むのか質問されるので、備えておきましょう。
店員さんを呼んで、メニューを指さしで注文します。
私 「Fつぁーん、サテービーフ(沙嗲牛肉)、アンド、じんだーん(煎蛋)、ちょっちん・やっでぃんみん(サテービーフとタマゴ焼きのF定食、出前一丁麺で)」
店員 「OK、ヤム・マッイエ?(飲み物は何にしますか?)」
私 「いっ、ないちゃー(熱・奶茶=ホットミルクティ)」
店員 「OK」
英語と広東語のチャンポンで何とか通じました。
庶民的なお店だと「ヤムメーアー?(何飲むねん?ああ?)」と、ぶっきらぼーに聞かれることが多い中、「ヤム・マッイエ(飲乜嘢?)」と丁寧に(?)聞かれたのは初めてかもです。
しばらくして出てきた「沙嗲牛肉・煎蛋・出前一丁麺」とミルクティーのセット。
「沙嗲牛肉」は、甘辛いタレで味付けされた牛肉で、東南アジアで言うところの「サテー」のこと。
このお店のは、ゴムのようにグニャグニャした歯ごたえの牛肉でした。
出前一丁は、やや延び気味・・・。
うーむ、まあ普通ですかね。
香港の庶民的朝食を体験できたということで、ヨシとしましょう。
そして明朗会計。
「F餐」32HKDに対して、麺を出前一丁に変更(3HKD追加)したので、合計35HKDでした。
朝食後は、付近をウロウロ。
上環は昔ながらの街並みが残っていて楽しめます。
しばらくウロウロして、午前9時。
上環の急庇利街が誇る、日本円レート最強の両替屋「牛記」が営業を開始。
まさかのトランプ氏大統領就任後にも関わらず、なぜか円安傾向に。
10000円→630HKDぐらいでした。
というわけで、次回は早速マカオに向かうの編。