2018/03/24
一夜明けて、香港マカオ旅4日目の朝がやってきました。
この日は、朝7時に起床。
香港・土瓜湾の滞在ホテル「アイクラブ マータウワイ ホテル(富薈馬頭圍酒店)(楽天トラベル)」のテレビは、なぜかTVB(翡翠台)が映らず。
「有線新聞台」という別のテレビ局の朝ニュースを見ることができました。
まあ、そもそも広東語は聞き取れないので、何でもいいですけど・・・。
早速身なりを整えて、朝飲茶の場所を求めて外出。
ホテルのお隣は、香港ならではの竹の足場を組み立て中でした。
新しい建物が出来るんでしょうかねえ。
ホテルの周りを軽く散策すると・・・。
朝早くから、お肉屋さんが準備中。
この雰囲気たまらん(*゚∀゚)=3
「香港の朝」は活気があって実に楽しいです。
香港にやって来たからには、朝早く起きて・・・。
- 地元のお年寄りで賑わう朝飲茶
- 太極拳などの運動する人々で賑わう朝公園
- 活気あふれる朝街市
の3点セット(?)を体験することをお勧めします。
土瓜湾ならずとも、香港(やマカオ)なら、ほぼどこでも体験可能。
日本では感じることができない、香港の人々のエネルギッシュな生活を垣間見ることができます。
朝飲茶は、土瓜湾エリアを代表すると思われる「漢寶酒樓」へ。
「〇〇酒樓」や「〇〇海鮮酒家」みたいなお店は、朝からお昼頃にかけて、點心メニューを提供している場合が多いです。
いわゆる「朝飲茶やってる系」のお店です。
この手のお店は、香港の各自治体に必ず1店舗はあると言ってもいいくらい、あちこちにあります。
地階の入口から1階(日本でいう所の2階)に上がると・・・。
朝早くから、新聞を手にした地元のお年寄りたちでメチャ賑わっています。
この手のお店は、単に朝飲茶を提供するだけでなく、お年寄りたちの社交場としての役割も担っているわけです。
もはやこれは、香港の公共インフラ?の1つと言ってもよいでしょう。
店内をウロウロして、店員さんにコンタクトすると・・・
「げいごー?(幾個?=?何人?)」
と聞かれたので「やっこー(一個=1人です)」と回答。
「やむめーちゃー?(何茶を飲みますか?)」
と聞かれたので「さうめい(壽眉=サウメイ茶)」と回答。
定番の広東語Q&Aをクリアすることができて、非常にウレシイです。
このあたりの定番の広東語会話は、以下の過去記事をご参考にどうぞ。
これだけは覚えていこう・香港マカオ旅行必須広東語ベスト5
ちなみに、明らかにお1人様の場合でも、何度もしつこく人数を訊かれます。
地元の人の場合、入店時は1人でも、お仲間が何人も合流する場合があるからです。
「待ち合わせはいません」と伝えたいところですが、広東語でどう言えばいいか分からない。
首尾よく壽眉茶をゲット。
スッキリ味で目が覚めます。
レンゲの入った小さなお茶碗を取り皿として使いましょう。
お皿は、湯呑を置いたり、骨などを置いたりするのに使うらしい。
「洗杯の儀」を執り行おうとしたところ、やおら地元の爺さん3人組と相席になってしまい、お湯を捨てる用のボウルを奪われてしまいました・・・。
朝飲茶オーダーシート(クリックで拡大)
この中から選べば、朝飲茶の特価(早茶優恵)で頂くことができます。
上の段の中から、欲しい點心を2つ選びました。
左下の区画は「自選以下點心兩款=2つで17.8 HKD(土日は19.8HKD)」ですので、ここから選ぶときは、必ず2つ選びましょう。
この中に欲しい點心が2つある場合には、かなりお得になりますが、今回は選ばず。
オーダー用紙を渡すと・・・。
こんなようなお会計用紙が置かれます。
相席の場合は、「29A」のように、テーブル番号にアルファベットが付加されて、注文が混ざらないようにしているようです。
蟹子燒賣皇 7.8HKD 登場。
お馴染みのカニのタマゴがトッピングされた焼売。
プリプリの海老と豚肉の風味が凝縮されて、非常に美味でした。
2個入りなので、お1人様で丁度よい量です。
馬拉糕 12.8 HKD 登場
いわゆる「マーラーカオ=馬拉糕」という黒糖の甘いスポンジケーキです。
蒸したてのアツアツで、黒糖の味が香ばしく、上品な甘さでした。
これもお茶請けに丁度よく、お茶が進みました。
地元系のお店の點心にハズレはないですねえ。
以上2品では、まだお腹いっぱいにはならずでしたが・・・
会計用紙をレジに持って行ってお会計(総額33HKDでした)。
店内にテレビはなかったものの、元気なお年寄りと店員さんの広東語が響き渡る、エネルギッシュな朝飲茶でした。
香港の地元の人々の「朝活」に交じってみたい方は是非どうぞ。
場所はこちら。
Openriceの評判はこちら。
漢寶酒樓(土瓜灣)
次回は「海心公園」近辺をウロウロの編。