フィンランドサウナその3 ヘルシンキ郊外の「カフェ・クーシャルヴィ」にて湖畔サウナ体験の編

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2019/05/01
フィンランド旅3日目。
令和最初の午後の活動は「森の中の湖畔サウナ」遠足です。
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ヘルシンキ駅からバスで30~40分ぐらいのところに、「カフェ・クーシャルヴィ(Cafe Kuusijärvi)」という、カフェ兼サウナ施設があるのだとか。

ネットの情報によると・・・。

  • 森の中の湖畔にあり自然を満喫できる
  • サウナは男女別の電気サウナとスモークサウナあり
  • サウナで温まって、湖に突入できる(!)
  • サウナ後は併設のカフェでまったり

という素晴らしい場所のようなので、行ってみることにしました。

持ち物

必要な持ち物は下記

  • 水着(スモークサウナの小屋は男女共用であり屋外にあるので。男女別の電気サウナのみなら不要)
  • 濡れた水着をしまう用の丈夫なビニール袋(地味に重要)
  • サンダル(屋外をウロウロするため。電気サウナのみなら不要)

バスタオルは現地で借りました(別料金)
その他、ペットボトルの水などもあると良いです。

ヘルシンキから「Cafe Kuusijärvi」への行き方

まずは、HSLのスマホアプリで経路を検索。
HSL_Kuusjarvi
ヘルシンキ駅の東側の駅前広場「Rautatientori」から「Kuusijärvi」へは、3番バスのりばから、739番バスで行けるようです。
最寄りのバス停「Kuusijärvi」は「エリアC」にあるので「ABC」のSingle Ticket(片道券)が必要。
出発時刻も分かるし、このアプリのおかげで縦横無尽にヘルシンキ周辺をウロウロできました。

で、ヘルシンキ駅の東側の駅前広場(Rautatientori=ラウタティエント~リ)の券売機へ。
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「ABC」のSingle TIcketを4.6ユーロで購入しました。
お札が使えないのでコインで購入・・・。
帰りは、バスの運転手さんとカタコト英語バトルして、現金で支払うことになります。

ヘルシンキ駅前広場の3番のりばへ。
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ここで739番バスが来るのを待ちます。

しばらくして・・・。
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739番バスがやってきました。
先ほど購入したチケットを運転手氏に見せると、うん、と頷いてくれましたので、車内へ。

では出発~。
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メーデーの白い帽子を被ったヘルシンキ市民の方々もご乗車。

ただし、ヘルシンキ駅前広場周辺は・・・。
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メーデーのイベントで大賑いでした。
道路も渋滞しており、なかなか先へ進めません。

なんとか市街地を脱出して、郊外へ向かうルートへ。
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おお~、白樺だ!
まるで北海道のような景色です。
というか、北海道よりもヘルシンキのほうが全然北にあるわけですが。

バスの車内では、電光掲示板で次のバス停の名前が表示されていました。
スマホで表示されるGPSの現在位置と照らし合わせながら、降車ポイントを慎重に見極めます。
次だ!となったところで、降車ボタンを押しました。

バスに揺られること30分少々で・・・。
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目的地「Kuusijärvi」に到着。
なーんにもない。

バス停から北の方に向かって歩いてすぐのところに・・・。
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クーシャルヴィ・カフェの入口があります。
ここに入っていきましょう。

施設内の様子

駐車場には、地元の人々の車がいっぱい。
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いいお天気なので、賑わっているようです。

さらにまっすぐ進んだところに・・・。
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施設の案内図を発見。
でも、フィンランド語なのでよく分かりません。

勝手に日本語説明を追記。
kuu_map
一番大きな建物「1」がメインの建物で、

  • サウナ受付
  • 電気サウナ(男女別)
  • カフェ

があります。

屋外には、男女共用のスモークサウナの小屋があります。
メーデー祝日のこの日は、電気サウナと、屋外のスモークサウナ3か所(小x2、大x1)が稼働していました。
屋外に出る場合は、水着とサンダルを着用しましょう。

こちらがメインの建物。
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見た感じ「カフェ」と書いてあるだけのように見えますが、実はサウナの受付も兼ねています。
まずはここに入りましょう。

まずはカフェ内の受付で入場料を払う。タオルレンタルも可

カフェの入口から入ってすぐのところに、受付があります。
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最初にここで入場料やレンタルタオルの料金を支払いました。

私「ディスイズ・ファーストタイム・トゥ・カムヒア、キャナイユーズ、サウナ?」

受付おばさん「OK」

受付のおばさんは英語が話せて、メチャ親切な方でした。

おさばん「スモークサウナと電気サウナがあるけど、どれに入るか(英語)」

私「ボウス!(両方で)」

おばさん「じゃ、12ユーロね(英語)」

私「キャナイ・レント・ア・タオル?(タオル借りれますか?)」

おばさん「Yes, 4ユーロ」

てな感じでお金を支払うと、腕に黒いリストバンドを付けてくれました。
特にセンサーがついているわけではなく、強力な接着剤でくっつけるただの紐です。

受付の左の方に進むと・・・。
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男女共用のスペースに、こんなようなロッカーがあり。
ここに貴重品類を預けます。
ロック・アンロックするのに同じ4桁の番号が必要なので、覚えておきましょう。
あと、使ったロッカーの番号も忘れないように!

この先には、男女別の脱衣所があり、脱いだ服などを置いておきます。
脱衣所内にはロッカーがないので、貴重品類は上記のロッカーに預けておきましょう。
そこそこ大きなロッカーなので、カバンやコートもここに押し込みました。
(何をどこまで貴重品ロッカーに入れておけばよいのかが悩ましいところ・・・)

サウナ利用ルールの掲示を発見。
sauna-usage
数少ない英語説明なので、精読しておきます。

  • サウナを使う前にシャワーを先に浴びること
  • 電気サウナ(男女別)では、水着着用不可
  • 脚の毛を剃ったりしないこと
  • (外で)泳いできた後は、足を水で洗うこと
  • サウナを出るときは私物をお忘れなく
  • ゴミはゴミ箱へ

とのこと。

貴重品ロッカーに入れられるものはすべて入れて、男女別の脱衣所で服を脱ぎます。
靴と着替え(ズボンやシャツなど)とバスタオルは脱衣所に置きっぱなしの形となりますが、仕方なし。

まずは全裸の状態でシャワーを浴びて、電気サウナで温まります。
サウナ内には、地元の人か欧米系観光客かが数名いましたが、特に会話もなく。
黙々と温まりました。
水風呂はありません。

寒い外に出られるぐらい充分に温まったら、水着を来て外へ!
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↑がカフェと電気サウナのあるメインの建物。
この日の外の気温は5℃ぐらい。

サウナに入る前は、こんな寒い中を水着で歩くなんて想像できませんでしたが、サウナで温まった後なら問題なし。
火照った体が冷やされて心地よいです。

屋外では・・・。
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普段着でひなたぼっこしている人々もいますので、全裸で外に出ないように(笑)。

そんな中・・・。
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水着を着用したサウナの人々もウロウロしています。
私もその一人ですが、なんとも不思議な光景。

こちらが、スモークサウナ小屋(小)。
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2つの小屋両方が稼働していました。
奥の方は5人ぐらいで、手前の方は9人ぐらいは入れる感じ。
初めてのスモークサウナ体験です。

入口付近に、お尻の下に敷く用の木の板がぶらさがっているので、それを一枚とって、中に入ります。
中に入ると、煙のいい香りが漂っていました。
おお~、これがスモークサウナですか。
煙の香りに癒されます。
ローストビーフになった気分を味わえます(笑)。

あと、サウナ小屋が狭い場合は、水を少しずつかけるようにしましょう。
(普通に水をかけると、アツすぎてエライことになりますので・・・)

こちらが、スモークサウナ小屋(大)。
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こちらは20人ぐらいは入れる感じです。
男女別の脱衣場も併設されていました。
祝日ということもあってか、大入り満員でした。
日本人グループもいらっしゃいました。

サウナでギンギンに温まったあとは・・・。
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すぐ近くにある湖へ!
足がつくほどの深さでした。
湖の底には、藻のようなものが沈んでいて、フワフワした感じ。

体感温度では、水温10度ぐらい?
充分に温まった後のせいか、思ったほど冷たくはなかったです。
とはいえ、頭までフルに浸かって泳ぐのは無理。
10秒ほどで、急激に手足の感覚が無くなってきたので、急いで上がります。
あまり岸から離れないようにしましょう。

この後も、スモークサウナ→湖へドボン→外で休憩→スモークサウナ・・・を繰り返し。
思い切って体全体を湖に沈めてヒンヤリした後の爽快感がたまりません。

だんだん水に慣れてきたので・・・。
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少し離れたところにある、こちらの入水ポイントも試してみました。
ハシゴに藻のようなものが付着していて、ヌルヌル滑るので注意。
奥のハシゴから入水して、手前のハシゴまで平泳ぎで移動することに成功しました。
慣れてくると色々できるようになりますが、くれぐれもは無理しないようにしましょう。

サウナを一通り堪能して、喉がカラカラに乾いた後は・・・。
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服を着て、併設のカフェにて至福の休憩タイム。

湖を眺めながら、ロンケロ(Long Drink)でカンパーイ。
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クーーーーーー!
たまらん!!
サウナの後の火照った体で頂くロンケロは最高です。

美しい湖畔でサウナに入って、お酒を頂いてマッタリ。
これは、これまでの旅の中で最高の体験かも。

はるばるフィンランドまでやって来た甲斐がありました。
またいつかフィンランドを再訪して、色々なサウナ巡りをしてみたいです。

次回は、このカフェ・クーシャルビにて軽食の編。