香港食その52 永合成餐廳餅店@上環

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2012/06/01
さて、香港到着後の1軒目はこちら。
「永合成餐廳餅店」
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上環駅から山の方に向かって歩いたところにある、一年中「煲仔飯=ボウチャイファン=香港型釜飯」が食べられるお店ということで有名とのこと。
営業時間が朝~16:00までで日曜日はお休みなので、営業しているかどうかは要確認です。
で、入店!

店のおばさん 「げいわい?」
私 「ワン!(1名)」

香港旅行頻出広東語キター
「げいわい?(畿位?=何名?)」。
「げいわいや~?」と聞かれる場合も多いです。
広東語攻撃に合うと、思わず顔がニヤけてしまいます。

着席すると、お茶の入ったお湯さしがドン、とテーブルに置かれます。
このお茶を使って、レンゲとか箸とかを洗うわけです。

お店のおじさんは、どうやら私が外国人であることを察したらしく、各国語メニューを出してくれました。
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なんと、英語・広東語・日本語・韓国語の4カ国語併記+一部写真ありの親切設計です。
ワイルドなので「スペアリブ」が「スペアソブ」とかになっています。

外国語メニューは一覧性が悪いので、こちらは広東語のオリジナルメニュー(クリックで拡大可)
煲仔飯類など、お食事メニュー。
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冬季特別メニューなどがある模様。

飲み物・サンドイッチ・麺類(クリックで拡大可)
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煲仔飯の他にも、普通の茶餐廳メニューもあるようです。
でもまあ、ここに来たら煲仔飯ですけど。

メニューを指差ししつつ、「うーだーん・あうよっふぁーん」。
なんとかお店のおじさんにも分かって頂けました。

窩蛋牛肉飯 45HKD
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オーダーして10分ほどで登場。
お米はタイ米です。私はタイ米大好きなので、全く問題ありません。

土鍋がアツアツなうちに、ビビンバのようにガンガンかき混ぜましょう。
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生卵がイイ感じでご飯と絡み合います。
お肉にも味がついているので、まずはこのまま食べてみます。
ふむ、やさしい味です。
タイ米の風味と、卵・牛肉の風味がイイ感じに混ざり合っています。
見た目以上に結構量があります。
そのため、これだけだとだんだん飽きてきます・・・。

次にテーブル備え付けのタレを投入。
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醤油ベースのタレで、濃厚な刺身醤油のような味がしました。
これでさらに煲仔飯がパワーアップしました。
昨冬に食べた興記菜館の煲仔飯に比べて「おこげ」部分が少なく、お上品な感じがしました。
興記菜館の煲仔飯は、ガチで土鍋で米を炊いているので料理が出てくるまで30分以上待たされるという超ワイルドな仕様ですが、このお店ではどう作っているのかはよくワカリマセン。

ふと隣のテーブルを見ると、なぜかお店のオバちゃんがお客さんの煲仔飯を慣れた手つきで混ぜ混ぜしてあげていました。
おー、なんだ?煲仔飯の混ぜ混ぜサービスなんてあるんかいな?
と、しばらく様子を観察していたところ、オバちゃんは、やおらテイクアウト用の容器に混ぜた煲仔飯を移し始めました。
あー、なるほど。
煲仔飯の打包(だーばう=テイクアウト)も可能なんですね・・・。
結構ボリュウミーなので、食べきれないお客さんは、お持ち帰りも可能。

次回、街歩き編へつづく・・・