2022/01
高知旅2日目のお昼ごろ。
高知城のメインの入口である「追手門（いわゆる大手門）」にやってきました。
お城の中は無料で入れますが、天守閣は有料です。
追手門を容易に突破して城内へ。
あちらこちらに石垣が積まれており。
お城にキター感が盛り上がります。
場内の案内図もあり。
右側から入って、三の丸・二の丸を経由して本丸の天守と本丸御殿を目指します。
本丸内に天守とは別に御殿（お殿様の住処）が残っているのは非常にレアです。
石垣の向こうには・・・。
高知城の天守が眺められます。
この天守は貴重な「現存12天守」の一つ。
江戸時代の初期に建てられたものの、1727年の大火で焼失。
現存天守は1749年に再建されたものとのことで、築274年の物件になります。
戦後に復元されたものではなく、江戸時代に建てられたものがそのまま残っているというのはスバラシイ。
先に進むと・・・。
周りを石垣に囲まれた曲がり角に出ます。
ここで石垣の上からバシバシ攻撃されるのでしょう。
左に折れて、さらに階段を上ると・・・。
正面に防御施設らしきものが見えてきます。
こちらが「詰門」。
三の丸から攻めてきた敵の軍勢を攻撃する施設でありながら、右側の二の丸と左側の本丸をつなぐ橋にもなっています。
まさに高知城内の防御の要（かなめ）。
でもまあ、城内に攻め込まれた時点でもうアレなのですが。
左側には・・・。
高知城の天守がそびえたつのが見えます。
が、高くて険しい石垣に阻まれており、ここから本丸に直接突入することはできません。
天守とは反対方向の階段を上り・・・。
二の丸の広場に出てから、先ほどの詰め門を渡って本丸に進みましょう。
二の丸は広々。
かつてはここに「二の丸御殿」と呼ばれる大きなお屋敷が建っていたのだそうな。
脳内で、お屋敷とそこで働いていた役人たちを思い描きます。
そして、こちらが先ほどの詰め門の上層部分。
入口があって、中を通り抜けられるようになっています。
というか、ここを通り抜けないと天守へは行けない構造になっています。
なかなか城防御力が高いですねえ。
詰め門の内部を通過。
ここらが登城した武士の詰め所になっていたので「詰め門」と呼ばれているのだそうな。
この詰め門を通り抜けた先に・・・。
高知城の天守と本丸御殿の入口があります。
ここから中へ入るのは有料（大人１名420円）。
ここまで来て撤退するわけにはいかないので、入場券を購入します。
では内部へ。
天守に入る前に、まずは本丸御殿内を見学します。
天守はいざというときの防御施設であるのに対し、本丸御殿は公式の会見に使われる正殿があるなど、政治で使われる施設なのだそうな。
本丸御殿内をウロウロ。
土足禁止のため靴下で歩くのですが、床がキンキンに冷えていて足が冷たいです・・・。
冬場のお城で足が冷たくて痛いのは、お城見学あるある。
御殿内はいくつかのお部屋に仕切られており。
思ったよりも広いですが、京都の二条城の二の丸御殿よりは規模は小さいです。
まあ、二条城は徳川将軍家の御殿なので比較しちゃいかんですが。
眺めの良い廊下もあり。
吹きっさらしになっていますが、雨の日はどうするんでしょうかねえ。
ちょっとした庭園もあり。
松の木が手入れされて美しいですが。
そんなにゴージャスなお庭ではなかったです。
こちらが最もやんごとなきお部屋。
床と天井が一段高くなっており。
大名様の威厳が感じられるお部屋です。
「くるしうない、近こうよれ」
「ハハーッ！」
みたいな光景を妄想しましょう。
その他にも見どころはいろいろありますが・・・。
長くなるので詳細は割愛して、いよいよ天守閣へ。
天守閣の様子は次回へと続く！