マカオ食その17 ヘンリーズ・ギャレー@民國大馬路

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2012/02/26
2日目の昼ごはんは、西湾のほとりにあるヘンリーズ・ギャレーで、恒例の一人ポルトガル料理を頂きます。
リスボア前の大きなバスターミナル(亞馬喇前地)から9番バスに乗って数分。
「民國馬路」で下車するとすぐです。
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正午の開店の直前に到着。
開店一番に入店します。
お昼の開店直後を狙うのが、一人ポルトガル料理の鉄則です。
上の写真は、店を出たときに撮影したものなので、お客さんが写っています。
窓際に小さなお一人様用席?があり、そこに案内してもらいました。
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西湾が望めます。
マカオタワーは木々に隠れてしまいますが、天気が良ければ気持ちよさそうです。

10人ぐらいの店員さんの目が、私一人に注がれています・・・。
メニューを片っ端から撮影するのは自重。

メニューをもらって選んでいると、店員のお兄さんが、アフリカンチキンとスープが有名ですよ、とオススメを教えてくれました。
店員さんとは、カタコトの英語が通じるので気が楽です。
アフリカンチキンは以前にソルマーで食べたしなあ。
「時価」になっていたデカイエビ料理は、店員さんによると2匹で400MOPとのことなので諦める・・・。

アフリカンじゃない普通のローストチキン(炭焼鶏)に決定。
すると、店員さんから30分ぐらいかかるけど?と聞かれましたが、ノープロブレム、で。

店員さん 「オンリーチキン?」
私 「・・・。」
店員さん 「30分も待っているのヒマじゃね?その間、このスープとかオススメですよ(の英語を超意訳)」
私 「・・・。ワイン・メニュー、プリーズ」

スープでもいいのですが、これから大量に出てくると思われるチキンに備えて、少しでも胃袋を空けておきたかったので自重。
先にワインを発注することにしました。

というわけで、ポルトガルワイン「マテウス・ロゼ」 small size 100MOP
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冷却用の氷の入ったバケツに入って出てきます。
こんな感じの微炭酸入りのロゼ・ワインです。
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やや甘めで少し酸味のあり、さっぱりとした味わいです。
これとは別の緑のワインことヴィーニョ・ベルデ「カサール・ガルシア」よりも甘めです。

ホカホカのパンがサービスでついてきます。
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このパンがいつもウマイっす。
西湾を眺めながら、ワインを飲みながらチキンが焼きあがるのを待ちます。

お昼の12時半ごろから、お客さんが少しずつ増えてきました。
午前中に近くのマコーミュウの見物を済ませた観光客でしょうか。
あれよあれよという間にお客さんが増えて、午後1時にはついに満席に。
入店できないお客さんも出てきました。
開店直後に入店しておいてよかった・・・。

さて、いよいよ待ちに待った炭焼鶏登場! 150MOP
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やはり、かなり量が多いっす!
写真では大きさがよく分かりませんが、これ一皿で2~3人分ぐらいと思われます。
骨付きです。
最初はフォークとナイフでお上品に頂きます。
ウマイ・・・(涙)。
パリパリの皮の部分に、いろいろなスパイスのピリ辛風味が凝縮されています。
フォークとナイフではもう我慢できず、なりふり構わず手掴みでカブりつきます。
ワインにも良く合うし、最高っすな~。

ちなみに、このチキンにはスパイシーなソースがついてきます。
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これをつけると、アフリカンチキン風味になります。
ソースをつけなくても、チキンそのものに十分に味がついているので問題はないのですが、味に変化を付けたいときによいと思います。

ワインとチキンの相互作用でどんどん食が進み、巨大チキンを一人で完食。
ういー、超満腹。デザートもムリな感じです。
チキン&ポルトガルワインの優雅なひと時でした。

お会計後、近くのバス停で路線バスに乗り、ホテルに戻る。
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今回の旅行の3日間、ずっと曇り空でした・・・。