ドイツ旅2012/GW バート・ホンブルク温泉へ

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2012/05/03
ドイツ滞在5日目の昼。
フランクフルト市内から、Uバーン(U2)に乗って終着駅のバート・ホンブルク・ゴンツェンハイム駅にやってきました。
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U2の最後の2駅だけフランクフルト市内区間(50)ではないので、切符を買うのが少し面倒です・・・。

駅周辺は、なにやらブルジョワな感じの住宅地となっています。
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目指すはそう、温泉です。
スマホのGPSを頼りに目的の施設めざして歩きます。

しばらく歩くと、こんなような緑地に入りました。
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緑が多くて清々しいデス。

さらに歩くと、目的地タウナス・テルメの看板を発見。
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この付近は、この施設以外にも、多くのスパ・温泉保養施設があるみたいです。

そしてタウナス・テルメに到着。
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中途半端に日本風テイストとなっています。

しかし料金システムの案内板に日本語表示はなく、容赦なくドイツ語のみです。(クリックで拡大)
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入場料は、2時間で13ユーロ(平日)から。
そういえば「Stunden」って「時間(hours)」の意味だったなあ、と学生時代を思い出しました。

上の案内板の傍らに、このような金属板がありました。
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なんと、左半分は日本語で書かれています。

盟約書
心と身体の総合的な幸福と人々の繁栄を目指すタウナス・テルメ ベルナービッカーKGとソフィア中村チェーンは、ともに世界の健康の英知を結集し、友好と信頼をもとに提携して真の健康社会の創造に貢献することを盟約する
1988年4月18日 竣工式典において

なのだそうです。
極東の温泉大国・日本とつながりがあったんですね。

さて、ここからは文章のみです。(館内撮影禁止のため)

中に入ると、まず受付です。

私 「はろー」
従業員 「ハロー」

まずは挨拶。これ重要です。
挨拶なしでいきなり本題に入るのに比べて、格段にウケがいいです。

私 「あ~、This is first time to come here…」

だいたいこう言えば、お店のシステムを親切に教えてくれます。
かなり使えるフレーズです。
従業員のオバちゃんは、2時間13ユーロよ、みたいなことを英語交じりのドイツ語で話してきました。
ドライツェーンっとかおっしゃっていたので。

あと、サウナ使うか?とか聞かれたので、「イエス!」と答えると、タオルは持ってるか?と聞かれました。
サウナ風呂内では、下を汗で濡らさないようにお尻の下にバスタオルを敷くことがマナーとなっているからです。
もちろん、バスタオルなどというかさばるものは持参しておりません。
バスタオルをレンタルするには、レンタル代(4ユーロ)とデポジット代10ユーロを支払います。
デポジットはバスタオル返却時に戻ってきますので、タオルも無くさないようにしましょう。

で、受付でバスタオルとプラスチックのICチップをもらいます。
ICチップは出入り口のゲートをあけたり、ロッカーの鍵に差し込んだりします。

オバちゃんの説明をいろいろ聞いている間に、私の後ろに地元の人々の列が出来てきしまいました。
私のうしろのおじさんが、ところどころ英語で補足説明してくれました。
なんて皆親切なんだろう・・・(涙)。
これ以上後ろの人々を待たせるのは忍びないので、「OK,OK」と早めに切り上げて、ロッカーへ。

ロッカー(脱衣場)は男女別です。
服を全部脱いでレンタルしたタオルを腰に巻いて、内部へ!

脱衣場から出ると、まずは屋内スペースです。
内装は、なんというか謎の和風なアトラクション風デザインになっていて、なんか楽しい雰囲気です。
日本風のバー「MIZU」があります。ドリンクは有料。
高温・中温・低温と、ミズトかドライか、あとアロマの種類の組み合わせで、たくさんの種類のサウナ風呂があります。
あたたかいお風呂(ジャグジー)は、小さいのが1つだけです。
あと、冷たいプールがいくつかあります。
シャワーも冷たい・・・。

そういえば、サンダルも各自で準備みたいですねえ・・・。
持参していなかったのと、また服を着て入り口のカウンターに戻るのも面倒だったので、また裸足でウロウロしましたが・・・。

あと、お約束ですがサウナは男女混浴でございます。
多くの人は、移動中は体にタオルを巻いていますが、スッポンポンで移動しておられるオジ様やオバ様もいらっしゃいます。
私のような失うものが何もない元青年は特に問題ありません。

まずは温水ジャグジーで温まります。
アジア人は私一人なので、結構注目されているような気が・・・。

んなことは今更気にしてもしょうがないので、次は高温サウナ風呂へ。
スッキリしたミントの香りのサウナ風呂で、爽快感がありました。
恐怖の「ロウリュウ」をやっているサウナもありましたが、今回はパス(笑)。

いくつかサウナ風呂を堪能した後、奥の方へいくと、洞窟のような休憩スペースがあります。
ここには日焼けサロンのような装置もありました。

さらに奥にいくと、屋外へ出られます。
外には、リクライニングチェアがたくさんあり、日光浴をすることができます。
外はまだちょっと寒いので、あま
り人はいませんでした。

しばらくリクライニングチェアでガイドブックなどを読んでダラダラとくつろぎました。
あー、なんかこういう時間て幸せです。

今回はサウナゾーンしか利用しませんでしたが、別途広大なプールゾーンもあります。
こちらを利用する場合は、水着が必要なようです。

そんなこんなで1時間半ほど経過。
退却の時間ですので、ロッカーへ戻って身なりを整えます。
レンタルしたバスタオルを、受付近くの穴に返却すると、受付のオバちゃんからデポジット10ユーロが返ってきました。
何か飲み食いしたか?と聞かれましたが、ノー、と答えるとそのまま出口ゲートへ促されました。
出口ゲートにはコイン投入口があり、入るときに受付でもらったプラスチックコインを投入するとゲートを出られます。

結構地元の人々で多く賑わっており、いろいろな種類のサウナ風呂を体験できて楽しかったです。

次回はフランクフルト市内に戻って食事編です。