2014/01/02
香港旅行初日の夜。
九龍半島側にある黄大仙から、路線バスで宿泊ホテルのある香港島・西環近くまで戻ってきました。
うまく路線バスを使えると、乗り換えなしで目的地にたどり着けるので便利です。
晩御飯のお店はこちら。
坤記煲仔小菜
香港の冬の名物「煲仔飯」のお店です。
メイン通りの德輔道沿いにある店舗(本店?)と、少し離れたところにもう1店舗(分店?)あり、こちらは分店?のほうです。
この季節は、夕方になると煲仔飯を求める人々の長蛇の列ができます。
本店よりも分店のほうがいくぶん列が短かったです。
それでも20分ほど並んで入店。
店内は混み合っていて、おっさんと相席になりました。
相席は日常茶飯事なので、おっさんも特に気にしていない様子。
メニューは中国語と英語の併記です。(クリックで拡大)
煲仔飯は、具材の種類の組み合わせによっていろいろな種類があります。
ノッチに似た風体のおじさん店員にオーダーします。
私「らっぷめい・わっがーい・ぼうざいふぁん、がー・がいだーん」
ノッチ「がー・がいだん、OK」
私「あんど、ちんどう・べーざう」
ノッチ「OK」
並んでいた間に、スマホで調べて練習しておいた広東語が通じてテンションが上がります。
「らっぷめい・わっがーい・ぼうざいふぁん」は「臘味・滑鶏・煲仔飯」
「がー・がいだーん」は「加・鶏蛋」つまりニワトリの卵追加。
「ちんどう・べーざう」は「青島ビール」の意味です。
まずは青島ビール登場。
サッパリ味のビールを飲みながら、煲仔飯ができあがるのを待ちます。
本物の煲仔飯は、オーダーされてから具材と一緒に米を炊き上げるため、完成まで30分近く待たされます。
ビールの炭酸がほとんど抜けきったころに、ようやく煲仔飯登場です。
臘味滑鶏煲仔飯 65HKD・加鶏蛋 7HKD
はじめて卵乗せのオーダーに成功しました。
量はやや多めですが、空腹なので一人でも食べ切れる量です。
こんなようなタレも配布されます。
これを投入して、よくかき混ぜましょう。
逆にタレを入れないと、味的にかなり物足りないですのでご注意を。
ぐちゃぐちゃにかき混ぜました。
お焦げの部分がパリパリと香ばしくて美味しいです。
鶏肉は予想通りのお味で、タレと卵の風味と一緒になっていい感じです。
青島ビールとよくあいます。
ところが問題は「臘味」。
今回初トライしてみた中華ソーセージの具材なのですが、これがなんだか歯磨き粉のような味がして口に合いません。
やはり日本人なら、煲仔飯の具材はあまり冒険せずシンプルに定番の
・「北茹滑鶏」(ぱっぐーわっがーい)シイタケと鶏肉
・牛肉のミンチ
あたりを選ぶのがよいと思います。
それでも次回は「田鶏」(カエル)とか挑戦してみるかも・・・。