2014/09/20
ジャカルタ旅行初日。
本記事でジャカルタ旅の4記事目になりますが、まだ成田空港にいますので、そろそろ出発することにします。
AM10:20ごろ、ほぼ定刻通りにジャカルタ行きJL725便に搭乗開始。
機材はボーイング777-300ER (JA731J)。
この機体番号(JA731J)をネットで検索したところ、このJA731Jは JAL SKY SUITE 改修初号機とのこと。
なんかウレシイ。
初めてのJAL SKY SUITEのビジネスクラス搭乗に胸が高鳴ります↑
喜び勇んで機内へ。
複雑に仕切られています。
シート配列は2-3-2ですが、窓側席でも真ん中席でも、通路にダイレクトにアクセスできるように通路レイアウトになっています。
メチャメチャ広い・・・。
(((((( ;゚Д゚))))))
ビジネスというか、ファーストクラスなみです。
以前にドイツに行ったときに乗ったANAのビジネスクラス(スタッガード)よりも広いのではないだろうか。
これならほとんど疲れることもなくジャカルタに辿り着けそうです。
離着陸時は、隣の席との仕切り(ディバイダー、というらしい)を下げておかなければならないらしいです。
上空では仕切りを上げてプライベート空間にすることが可能。
お隣が同行者の場合は、仕切りを下げたままにしてお話することができるのも便利かもしれません。
足元はかなり広いです。
手や足を伸ばしても、テレビモニタにはまったく届きません。
上の写真の左側の壁面に、網で出来た物入れがあります。
ここに、出発前に配られたアメニティ類(歯ブラシセット、耳栓など)を入れておいたのですが、そのまま機内に忘れてきてしまいました・・・。
シートの上には、枕、ノイズキャンセルヘッドフォン、もこもこのスリッパ、ブランケットが置かれていました。
まずはスリッパに履き替えて楽になりましょう。
また、座席横の壁がえぐれていて、機内誌などが入っています。
ここにスマホとか本とか入れておけるので便利です。
エンタテイメントシステムのコントローラは、このスマホのようなデバイス。
たとえば、テレビ画面に航路の地図を表示させたまま、手元のスマホ型コントローラで映画のタイトルを選ぶ、などということができます。
エンタテイメントシステムは、結構キビキビと動作して快適です。
暗くて見にくいですが、シートの横にはヘッドホンジャック、USBポート、コンセントあり。
PCとかスマホを充電できるのがありがたいです。
コンセントの形状はユニバーサルの3つ穴なので、どの国の電源プラグもアダプタなしで差すことができます。
銀色の部分は読書灯で、スマホコントローラでON/OFF可能。
ヘッドホンをかけておくこともできます。
なーるほど。
シートのコントロールボタン。
もちろん、フルフラットにすることも可能。
どのボタンを押すとどうなるかは、押してみてのお楽しみ。
シート各部の取り扱い説明書。
これを見ながらアレコレ試しているだけで楽しいです。
エアウィーブ・マットレスのご紹介もあり。
今回のフライトでは登場しませんでしたが、自分から申告するのかしら?
モニター画面はかなりデカイです。
手が届かない距離にあるのにタッチパネル式のモニターなのである。
ほどなくして離陸し、シートベルトサインが消えました。
房総半島の東方沖を南に向かって飛行中。
そういえば、9月から電波を発しない電子機器は離着陸時も使用できるようになったので、離陸時も機内モードのスマホで写真を撮りまくり。
ドリンクサービスが始まりました。
小市民なので、シャンパンを頂きます。
うーん、極上の気分。
続いてビジネスクラスの機内食の選定作業に入ります。
こちらがビジネスクラス機内食メニュー。
「BEDD」が何の略なのかは、メニュー内の記載をご確認ください。
飲み物メニュー。
■シャンパン
「ドゥラモット・ブリュットNV」
■白ワイン
「グロリア・フェラー・カルロネス・シャルドネ2011」
「リッティマン・リースリング・ヴィエイユ・ヴィーニュ2012」
■赤ワイン
「シャトー・オー・マココート・ド・ブール2009」
「マタヒウィ・マウント・ヘクター・ピノ・ノワール2012」
「ピーチー・キャニオン・ウエストサイド2011」
なお、「ピーチー・キャニオン・ウエストサイド2011」は、「グレッツァー・ワラス・シラーズ・グルナッシュ2012」の場合がございます、とのこと。
違う種類のワインを出されても間違いを指摘することは不可能。
あと、上記の他にも日本酒とかカクテル類とかジュース類とか、ありとあらゆる飲み物が選べます。
機内食は3種類から選択可とのこと。
■洋食=和牛サーロインの松茸ソース
■和食=「北陸御前」9品のお弁当みたいなの
■街の洋食屋さん=ロールキャベツのグラタンとスパゲッティナポリタン
うーむ、これだと皆「洋食」を選んでしまうような・・・。
ほどなくしてCA様がどの機内食にするかを聞きにやってきました。
CA様「お食事はどれに致しましょうか」
私「えーと・・・」
CA様「こちらの「街の洋食屋さん」メニューも、おつまみがいろいろあってお勧めですよ」
やはりメニューを「洋食」以外に分散させたい様子。
でもビフテキが食べたいので「洋食」を選択させて頂きました。
CA様「かしこまりました」
しかし数分後、CA様が戻ってきて・・・
CA様「あのう、こちらの洋食メニューなんですが・・・」
私「(来たか・・・)」
CA様「前菜の「車海老と季節野菜」と「トリュフ入りオニオンコンソメスープ」の数が不足しておりまして。申し訳ありませんが、「街の洋食屋さん」メニューの前菜とさせて頂いてよろしいでしょうか?メインのビーフステーキはご用意できますので」
私「はい!了解デス!」
アップグレードさせていただいた身なので、ここは何を言われても従うのが紳士というものです。
ビーフステーキはゲットできるので問題ありません。
機内食が出るまでの間、テーブルの上にノートPC(Surface Pro3)を展開してみます。
広いので、ノートPCの横でマウスを動かすスペースも余裕で確保できます。
圧倒的じゃないか。(何が?)
ノートPCで、JALSKY WIFIへの接続を試してみます。
しかしながら、機内Wifiのアクセスポイントには接続できるものの、申し込みのページに進もうとしても「インタネットアクセスは、現在利用できません」
と表示されて、利用申し込みできず・・・。
飛行機が衛星と回線接続できていないようです。
何か理由があるのか、乗員の誰かが使えるようにするのを忘れていたのかは不明。
出発して4時間ぐらいしたボルネオ島上空でやっと使えるようになりました。
もっと長い時間インターネット接続を使いたかったので、ちょっと残念。
料金は24時間、JALカード支払いで10% OFFで16.8ドルでした。
< br />先に白ワイン「シャルドネ」が登場。
あられミックスと納豆スナックと共に。
納豆スナックは、食べてから何度も噛んでいるうちに納豆っぽい風味が漂ってきます。
インターネットが繋がらなかったので映画を見ることに。
Fron Vegas to Macau という香港映画を見てみます。
いかにも香港らしいコメディ映画でした。
以前に行ったことがあるマカオの龍華茶楼が出てきたりして面白かったです。
大画面で画質もよく、技術の進歩が感じられました。
そうこうしている間にオードブル登場。
チーズとかハムみたいなのとか、いろいろな味が楽しめました。
白ワインがどんどん進みます。
そしてメインディッシュ登場!
ん?
ビフテキ(死語)じゃない・・・。
ハンバーグとナポリタンだから、「街の洋食屋さん」のメインディッシュですな、これは。
間違ってきたのか、ビフテキはやはり品切れなのか・・・。
でもまあ、おいしそうなのでいっか、ということで、このまま頂きます。
ハンバーグは、まあまあのお味。
ナポリタンも懐かしい感じでした。
・・・とそこへCA様が現れ、メインディッシュを間違えました、すみません、とのことで、食べかけのハンバーグは片づけられて、ビフテキが登場しました。
あら、やっぱり間違えだったんですね。
違うものに口をつけてしまって、スミマセン。
こちらがそのビフテキ(死語)。
左に少し映っているのが松茸ソース。
ソースにつけなくても、お肉だけでも柔らかく香ばしく、メチャうまい・・・(涙)。
ウマイとしか言いようがない。
JAL様ありがとうございまする。
デザートはモンブラン。
クリームがほどよい上品な甘さで、心がなごみます。
お食事のあとは、徐々に減光されてお昼寝の時間。
シートをフルフラットにして、横になります。
広いし、寝返りがうてるし、余裕で熟睡できます。
ワインの酔いが回ってきて、そのまま眠りに落ちていきました・・・。
2時間ほど睡眠して、気が付くとボルネオ島上空。
日本時間で16:00ごろ。
インドネシア時間では14:00ごろ。
まだ到着まであと3時間ぐらいあります。
先ほど述べたJAL SKY WIFIにノートPCを接続して、ウェブを見たり知り合いにメールを送ったりしてダラダラ過ごします。
ハーゲンダッツをゲット。
他に、カップラーメンやスープも頂くことができるようです。
インドネシア入国カードをもらって記入。
記入の仕方も、エンタテイメントシステムで表示させることができて便利です。
イミグレは混雑するので、機内で書いておくことをお勧めします。
日本時間18:00前。
到着地のジャカルタ・スカルノ・ハッタ国際空港は雷雨とのことで、20分ほど上空待機となりました。
ビジネスクラスのシートは快適なので、このままずっと上空待機でもいいです。
それでもほぼ定刻のインドネシア時間16:30ごろ(日本時間18:30ごろ)にジャカルタ空港に到着。
無事に入国できました。
というわけで、初めて乗ったJAL SKY SUITE 777は広々として超快適でした。
あえて羽田発のANA便ではなく、成田発のJ
AL便を選んだ甲斐がありました。
またジャカルタ行くときはJALに乗りたいです。
(今回はたまたまアップグレードして貰えたから、ですが・・・)
次回は、ジャカルタで降機してからイミグレ通過、SIMカード購入の編へと続く。