香港食その150 銓滿記餐廳小廚@旺角・新填地街

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2014/12/26
香港マカオ旅2日目の夜。
晩御飯を求めて、旺角のランガムプレイス・ホテルの裏手にあるこちらのお店にやってきました。

銓滿記餐廳小廚
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某歩き方にも掲載されていて、魚介入りの煲仔飯(香港型土鍋ご飯)を食べられるお店なのだとか。

・・・と思ったら、店頭にも、某歩き方の記事が。
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記事を大きく拡大したものが誇らしげに掲示されています。
日本のガイドブックに掲載されるのも一種のステータスなんでしょうねえ。

店内に入り、「げいわい?(何名様)」と聞かれ・・・いつもの流れなので以下略。
着席してメニューを見ていると、店員のオバさんが「セッメイアー?あああー?」と迫ってきます。
ちょ、ちょっと待ってよ。

私 「ジャストア・モーメント、プリーズ」
おば「オー。Where are you from?」
私 「ジャパン」
おば「Japanese?」
私 「イエス、イエス」
おば「オゲンキデスカ?アハハ」
私 「元気です。アハハ」

めずらしく愛想のよい店員さんです。
メニューは写真つき・英語表記つきのものもあるので「指さしディスワン」方式で簡単に発注可能です。

私 (メニューを指さしながら)「ディスワン。プリーズ」
おば 「OK」
私 「アンド、ちんどう・べいざう(青島ビール)ね」
おば「ちんどう!ボトル・サイズOK? 」
私 「ノー・プロブレム!」

喉が渇いていたので、とりあえず青島ビール(瓶)を発注します。
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一日中歩き回って疲れたあとのビール最高。

店内はテレビがあって、ちょっと小奇麗な茶餐廳風。
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お客さんで結構賑わっています。

サービスのスープがツボに入ってやってきました。
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人参などがゴロンと入った、ちょっと甘い薬膳スープ。
体によさそうな感じです。

20分ほど待って、ようやくメインの魚介煲仔飯登場。

金銀蒜粉絲扇貝煲仔飯
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ホタテとニンニク・春雨入りの煲仔飯です。
油菜(やうちょい=茹で野菜)つきで92HKD。
他にも蝦入りのものとかいろいろあります。
店員さんが、醤油ダレをかけてくれました。

ビビンバを食べる時と同様に、ぐちゃぐちゃにかき混ぜて頂きます。
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土鍋のオコゲも簡単にキレイに取れます。
そういう表面加工が成されている、ハイテク土鍋。

お隣の席では、店員さんが、お椀状のオコゲの部分だけをキレイに取り出して、塩を振りかけてお客さんに出していました。
へえーそういう食べ方もあるんだ。

で、お味のほうは、シンプルな醤油&ニンニク風味。
思ったよりも薄味ですが、おコゲの甘味がよいです。
パリパリのお米(タイ米)とホタテのエキスを吸い込んだ春雨が香ばしいです。
ただし、日本の雑炊のようなダシの旨みはありませんので、日本人はやや物足りなさを感じるかもしれません。
薄味のため、ビールのお供としてはやや役不足な感じ。
醤油を追加投入したりして、味を整えました。

店員さん「’&%’&”#??」
私 「???」
店員さん「&’”#&’(’!」
私「・・・」

何を語りかけられたのは不明でしたが、すぐに意味が判明します。
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セットメニューの油菜(茹で野菜)が遅れて登場。
きっとさっきは、「まだ油菜出してなかったよね?」とか聞かれたのでしょう。
旅行中に不足しがちなビタミンと繊維質を補給できてウレシイです。

お店のテレビでは、ニュース番組を放映中。
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デモで世界的に有名になった香港の行政長官・梁振英氏が中国の習近平国家主席と
会談したとのこと。
この梁振英氏、日本の芸人の誰かに似てる気がする・・・。
と、どうでもよいことを考えつつ、煲仔飯とビールを堪能。
結構お腹いっぱいになりました。

次回、ほろ酔い気分で香港のクリスマス夜景の編。

このペースだと、2014年の旅行記の掲載が2015年内に終わらないかもしれないので、しばらくは火木土日の週4回更新!