2015/11/29
とある日曜日の昼下がり。
東京に居ながらにして本場のインドネシア料理が食べれるところはないものかと、ネットでいろいろ調べて新大久保にやってきました。
お腹が空いた・・・。
新大久保駅の東側のメイン通り沿いには、未だに韓流のお店が健在です。
美味しそうな韓国料理のお店が沢山。
ここでお昼ご飯にしようかな・・・。
イヤイヤ、目的は別の場所のインドネシア食です。
少し路地に入ると・・・。
閉店したお店が目立ちます。
このお店は、牛カツ専門店「京都勝牛」に改装中の模様。
全盛期はこの辺りも多くの韓流の女性で賑わっていたものなのですが、栄枯盛衰を感じます。
話を戻して、今回の第1重点目標のインドネシア食へと向かいます。
目的地は、山手線の線路を挟んで西側にあるこのあたり。
「餃子の王将」のあたりにお店があるはずなのですが・・・。
お店の看板が見当たらず。
どこだろう?
それにしても、この界隈のカオスっぷりが半端ないです。
ハングルあり、インド料理あり、ベトナム料理あり、ハラル食あり、大阪お好み焼きあり・・・。
なぜか八百屋とか魚屋もあります。
んーなんだここは日本か?インドか?
このゴチャゴチャ感、結構いいかも 。
と、辛うじてインドネシア国旗と共にお店の立て看板を発見。(クリックで拡大)
目立たないので気づかないかもです。
ランチメニューがあるようですが、1000円前後という強気の価格設定です。
どうやら、お店への入り口はこちらっぽいです。
王将の右にある入口に勇気を持って突撃します。
郵便受けに、目的地のインドネシア料理屋「メラ・プティ・カフェ」の表示を発見。
ん?アパートなのかな?
とりあえず階段を登っていきます。
各フロアには小さなお食事処がいろいろある模様。
なんだかよく分からない、ミステリアスなビル・・・。
でも、香港やマカオのよく分からないお店に突撃するのに比べれば敷居は低いです。
3階に上ると、ようやくお店の入口に到着。
太っちょの、インドネシア人と思われるお店のおじさんに招かれて入店します。
「イラッシャイマセー、ドウゾー」
日本語は普通にお話になるご様子です。
薄暗い店内に潜入。
赤字で「MASAKAN PADAN(パダン料理)」と書かれた透明な四角いケースは、先日のインドネシア旅のときにジャカルタのワルン(屋台)でよく見かけました。
でも、先のインドネシア旅で体験した本場のパダン料理のように、問答無用でお皿がたくさん運ばれてくる訳ではなくて、普通に注文する方式です。
あと、店内の一角が物置になっていたりするので狭いです。
10席ぐらいで、お客さんは私のみ。
うーんちょっと居づらい・・・。
着席すると、写真付きのメニューを頂きました。
暗くてよく見えないけど・・・(汗)。
色々迷った挙句、結局定番の「ナシゴレン」を発注します。
おじ「ナスィゴレン~」
厨房には、これまたインドネシア人のオバちゃんがいて、調理を始めます。
その間、お店の太っちょのおじさんは巨大な液晶テレビでさんまの番組を見て、一人で爆笑しています。
10分ほど待って、待望のナシゴレン(1000円前後)登場。
いわゆるチャーハン、というか焼き飯+目玉焼き、サラダつき。
最初は辛くないですが、ジワジワとトウガラシ系の辛さが増幅されてくるあたりが、ジャカルタで食べた本場のナシゴレンを思い出させます。
中華風のチャーハンとは違う、まさにインドネシアの味といった感じです。
「美味しいかどうか」よりも、「いかに本場の味に近いか」を重要視している本記事としましては、まずまずといったところです。
お会計しているときに、壁メニューに「ミー・アヤム」などもあったので、次回(があるのか?)は別料理にもトライしてみたいと思います。
以上、新大久保の一角にある怪しいインドネシア・レストラン「メラ・プティ・カフェ」の潜入レポートでした。
話のネタにぜひ体験してみてくださいませ。