東京でドイツ食その1 バイエルン・グリル@渋谷

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2015/12/06
東京に居ながらにして本場のドイツ食を頂ける場所はないものか、とネット上を探し回って見つけたお店に行ってみました。

「バイエルン・グリル」
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渋谷のBunkamuraの正面にあります。
大きな看板が目立つので、近くに行けば分かると思います。

お店は雑居ビルの6Fにある模様。
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エレベータで上がりましょう。

6Fでエレベータを降りると、狭い通路に荷物が色々置かれていました。
エレベータを降りて右側にお店の入口があります。
店員さんと思われる金髪の女性がビールの運び入れ作業をしていました。
あ、まだ営業していないのかな・・・。

私 「クローズ、ナウ?(今閉まってます?)」
女性 「ゴーイチー」
私 「???」
女性「イチジカンハンゴニキテクダサイ(1時間半後に来てください)」

お店の入口にあったチラシを手渡されて、PM5:00から営業と理解。
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「ゴーイチー」というのは「5時」と言いたかったようです。
今はPM3:30なので、来るのが早すぎたわけです。
アチャー、営業時間を調べておくのを忘れていた・・・。
営業時間は17:00~24:00で月曜日はお休みとのこと。

私 「オーケー、アイ・ウィル・カムバック!(また来ます)」
女性 「アリガトゴザイマス」

というわけで、近所のカフェでドイツ旅のブログ執筆作業を行うなどしているうちに、PM5:00となりました。
渋谷は人が多くて疲れるのー

日がとっぷりと暮れたPM5:00ごろ。
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再度「バイエルン・グリル」に突撃。
今度こそ!

お店は営業中の模様。
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ドイツビール「PAULANER」の看板が目を引きます。

店員 「イラッシャイマセ。マタキテクレマシタネ。」
私 「えへへ」

店員さんは、カタコトの日本語を話すドイツ人女性が2名。
後ほどシェフのドイツ人男性もやってきて総勢3名となりました。
店内の業務連絡はドイツ語が飛び交い、ドイツにいるような雰囲気に浸れます。
これはポイント高いです。

お店は狭いものの、レンガの壁が温もりを感じる落ち着いた雰囲気です。
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だいたい30席ぐらい。
店内にはドイツの民族音楽が流れていて、ミュンヘンのビアホールにいるかのような雰囲気です。
既に先客が2組ほどいらっしゃいました。
メニューは日本語とドイツ語表記。

  • ニュルンベルガー・ソーセージ6本・ブレッツェルとサラダつき 1580円
  • カリーヴルスト 2本 パン&サラダ付き 1680円
  • ヴィエナ風シュニッツェル(Wiener Schnitzel)サラダつき 2060円
  • レバーケーゼ (ミートローフ) サラダ付き1680円
  • シュバイネ・ブラーテン(豚の胸肉) ザワークラウト付き 2180円

などなど。
シュバイネハクセもありますが3000円以上と、全体的にお値段は高めです。
まあ、渋谷ですからしょうがない。
シュバイネ・ブラーテンもあるのは結構マニヤックです。

ビールはPAULANERのドゥンケルとヴァイスビール、レーベンブロイのピルスナーなどあり。
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カウンターにPAULANERのビールサーバーあり。
本物のようです。
注文は、ドイツ旅に行っているときと同様な感じでドイツ語と英語のチャンポンで行います。
もちろん日本語でもオーダーは可能。

まずは筆者大好物の白ビール(ヴァイスビア) 300ml 900円。
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銘柄はオクトーバーフェスト公式醸造所の1つ、ポーラナー(PAULANER)。
まろやかでフルーティな酵母の香りがたまりません。
お値段以外は、まさに本場のヴァイスビアそのものです。
これもドイツに行った気にさせてくれます。

セットのサラダ登場。
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やや酸味の効いたドレッシング風味でウマウマ。
ポテト、キャベツ、ニンジン、キュウリなど。
ドイツの本場のザウアークラウトほどの酸っぱさはなく、日本人向けな感じです。

追加注文のヴァイスヴルスト(白ソーセージ) 700円登場。
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ドイツではお湯に浸されて出て来ましたが、このお店では温かいコンソメスープに浸されて出てきました。
なるほど、これならスープとしても頂けてお得な感じがします。

店員さん「皮ハ食ベナイデクダサイ」

ドイツでは皮を取り除くのが面倒なので、皮ごと食べていました。
ちょっと口の中に残りますが、皮ごと食べられなくもないです。
ナイフで斜めに切って、クルクルと中身を回転させるとキレイに皮を取り除くことができます。

で、お味のほうは・・・。
コレもミュンヘンで食べた白ソーセージと同じ味で美味。
やさしい、まろやかな塩味と旨味が何とも言えません。
甘いマスタードもドイツ本場の味で、白ソーセージ、ビールにもよく合います。
これもかなり本場度が高いです。

そしてメインのヴィエナ風シュニッツェル(2060円)登場。
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結構巨大。
レモンとパセリとトマトつきです。
お味の方は「シュニッツェル」というよりは「トンカツ」に近いです。
分厚い豚肉と粉状の衣が、日本のカツ丼の上に搭載されているトンカツを想起させます。
味は濃すぎることもなく、これはこれで美味しいのですが、なんかドイツの「シュニッツェル」とは違うような・・・。
この違いは一体どこから来るんだろう?
でもドイツビールにはよく合うし、日本人好みの味ですので、存分に豚肉の風味を堪能できて良かったです。

店員さん「オイシカッタデスカ?」
私 「ヤー、ゼア・レッカー(はい、とても美味しいです)」

ドイツ人の店員さん達は皆フレンドリーでいいお店です。
私の相手をしてくれた女性の店員さんはケルン出身とのこと。
「でもケルンは「バイエルン」じゃないよね?」みたいな話をして少し盛り上がりました。
夕方の6時を過ぎると、少しずつお客さんが増えてきて、ほぼ満席状態に。
結構人気があるようです。

店員「ヴィーターゼーエン!(またね)」

というわけで、東京に居ながらにしてドイツに行った気分が味わえる渋谷のドイツ料理店「バイエルン・グリル」のレポートでした。
店員さんがドイツ人で、ドイツの本場の味のソーセージやビールが味わえる「東京で一番ドイツに近い場所」ではないかと思いました。
ドイツ好きな方は、ぜひどうぞ。