2016/07/16
香港旅初日の午後の香港島・北角付近にて。
「ASIA’S WORLD CITY HONG KONG」なトラムを発見。
グォーンと英皇道を左折していきます。
左折した先の道路は「北角道」。
その北角道を40メートルほどだけ直進して・・。
すぐに右折していきます。
右折してすぐの所に、トラムの停車場があり。
ここで一時停止して、お客さんが乗降します。
この停車場の先が「春秧街」。
この先の数百メートルの区間は、香港トラム・マニヤの聖地?となっております。
露店のギリギリのところを、人々をかき分けてゆっくりと進む姿は圧巻。
以前ほど軌道のギリギリのところまでせり出している露天商はいなくなった印象。
ここが観光客にも有名な「春秧街ターン」(勝手に命名)です。
よくよく写真を見ると、トラムの色と手前のお二人のシャツの色が偶然かぶってる・・・。
軌道の脇には、嫌がらせのように段ボール箱のゴミの山が築かれています。
トラムが通り過ぎた後を埋めるように、タクシーや人々の群れが続きます。
このゴチャゴチャ感がたまりません。
春秧街の終端は右にカーブ。
再び英皇道に戻り、西方面(堅尼地域方面)行きのトラムになります。
つまりこの春秧街は、北角行きのトラムが折り返すための転回場の一部となっているわけです。
トラムがいなくなった後は、再び歩行者天国のように戻ります(実際はホコ天ではない)。
さすがに軌道の上にお店を出す人はいない模様。
春秧街の両脇には、ローカル度満点のお店がひしめき合っています。
香港ならではの肉肉しいお店やら。
海鮮屋さんやら。
活気があって、エネルギーに満ち溢れています。
通りの南側は、よく分からない衣服を売っているお店など。
地元のお客さんと観光客でいつも賑わっています。
では元の地点に戻って、私もこの「オラオラ・トラム」に乗ってみることに。
2階最前列をゲットすべく、春秧街の1つ前の停車場から「北角」行きのトラムに乗車。
本数の多い「筲箕灣」行きのトラムに乗ってしまうと、春秧街は通りませんのでご注意ください。
無事にベストポジションを確保して、春秧街へ突入。
右手に物販露天商。左手にゴミの山。
オラオラどけどけ~と言わんばかりに、威勢よく警笛を鳴らして人払い。
「モーゼの十戒」の如く、人混みが左右に分かれていきます。
意外と歩行者様のお行儀は良く、早め
に道を開けてくれます。
そんな中、軌道のど真ん中を堂々とゆっくり歩くオヤジ登場。
その道の怖いオヤジのようです・・・(汗)。
トラムの運ちゃんもビビっているのか、警笛を一切鳴らさなくなりました。
オヤジを刺激しないように、静かにそぉーっと減速。
急に弱気な運転になりました(笑)。
やがてオヤジは左にフェードアウトして、トラムは右折。
無事に怖いオヤジをやり過ごし、春秧街の通り抜けに成功しました。
いや~楽しかった。
というわけで、北角のトラム転回ポイント「春秧街」を満喫。
香港の中で、最も香港らしいゴチャゴチャ感が感じられるスポットの1つです。
初めて香港を訪れる方も是非どうぞ。