香港食その194 新香園にて地元系オムレツサンドの朝食@深水埗・桂林街

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2017/01/03
一夜明けて、香港旅3日目の朝がやってきました。
深水埗の滞在ホテル「オボロ・ウェストカオルーン(奧華酒店・西九龍)(楽天) 」にて、起床した後は・・・。
地元系の朝ごはんを求めて桂林街に出撃します。
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ホテルの近所のガス屋さんみたいなお店の店頭に、ネコ君を発見。

木の台座の上に、ちょこんとお行儀良く座っています。
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大人しいネコですね・・・。
道行く人々に可愛がられていて、地元のマスコットキャラクターのようです。

香港では1月3日にもなると、もうお正月気分は終了。
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香港名物の道端の雑誌スタンドも通常営業を開始しました。

そしてやってきた朝食会場は、こちらの「新香園」。
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なんと24時間営業の地元系食堂です。
昔ながらの赤い看板の文字に心が躍ります。

お店の中は、深水埗の地元の人々で朝から超賑わっていました。
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朝からこんなに賑わっているお店は、日本にはなかなかナイですね。
日本と違って、香港では「朝ごはんは外食派」の人々が多いようです。

入口の「馳名蛋牛治」の意味を脳内翻訳班が解析開始。
「馳名」は「かの有名な」みたいな意味で、そのお店のご自慢の料理であることを意味しています。
「蛋」はタマゴ。
「牛」はそのものずばり牛。
「治」は「三文治(サンドイッチ)」が省略されたもの。
なので総合すると「馳名蛋牛治」は「名物・オムレツサンド」の意味になります。

メニューは店頭に掲示されているのと同じものが、テーブルの上にもあります(クリックで拡大)。
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オムレツサンドの他にも、西多士(油ギッシュなフレンチトースト)や公司三文治(クラブサンドイッチ)もあります。
パン類の他に、粥類、マカロニ類(通粉)、麺類もあり。
でも、ここは名物料理の「馳名蛋牛治」一択でしょう。

テーブルの上には「最低消費20元」の文字があり。
最低でも20HKD以上買ってね、とのことのようです。

では店員さんを捕まえて・・・。

私 「ディスワン、だーんあうじー、プリーズ(この蛋牛治ください)」
店員 「OK、&%”!&%”??」

店員さんが何やら言ってくるのは、予想通りの展開。
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「馳名蛋牛治」は19HKD。
これだけだと、最低消費20HKDに届きません。
なので「ホンダーイ(烘底=1HKD追加で、パンをトーストするオプションのこと)」しないか?と聞いてきているようです。
訊かれなくても、トーストして貰うつもりでしたので、店員さんの提案を受諾します。

私 「OK、ホンダーイ、プリーズ(トーストおながいします)」
店員 「OK。 やむめーあー?(何か飲む?)」
私 「いっ、ないちゃー(熱奶茶=ホットミルクティー)」
店員 「OK」

飲み物を訊かれるくだりは、定番のやり取りなので、無難に注文を終わらせることができました。

まずは熱奶茶(ホットミルクティー)13HKD登場。
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プラスチックのコップがソーサーの上に乗っかってくるという独特の供し方。
香港のホットミルクティーは、砂糖は自分で入れる方式であることが多く、甘くないです。
(その一方でアイスミルクティーは激甘)
日本のものより3倍以上濃厚なミルクティーで目を覚まします。

そして暫くして「馳名蛋牛治19HKD + 烘底オプション1HKD」登場。
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こんがりとキツネ色に「烘底・ホンダーイ」されてきました。
ホカホカでカリカリのパンに、スクランブルエッグと牛のひき肉によるオムレツがサンドされています。

お味のほうは・・・。
おっ、なかなかウマイ!
オムレツがアツアツのふわふわで美味。
丁度良い塩加減で、素材の味をうまく引き出しています。
シンプルな料理でありながら、毎日食べても飽きない優しい味。
地元の人々に人気があるのが分かる気がしました。
朝から地元ならではのB級グルメにありつけて満足です。

オムレツサンドでお腹を満たした後は、深水埗の街中をウロウロ。
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通勤に向かうお仕事モードの市民の皆様が行き交っていました。
香港の日常が始まります。
その後、ホテルの自室に戻って、ベッドに寝転がってダラダラするという至福の時間を過ごしました。

というわけで、オムレツサンドが美味しい深水埗の「新香園」の詳細はこちら。
新香園(堅記) Openrice