台湾食その1 台湾にも駅弁文化あり。台鐵便當「傳統排骨便當」@台北駅

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2017/12/27
台湾の台南・高雄旅初日の午後。
台北から新幹線(高鐵)で高雄に向かうべく、台北駅の地下にやってきたところ・・・。
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改札の外に「臺鐵便當本舗(台鉄弁当本舗)」を発見。
「便當(べんとう)」って、なんか明治時代みたいな感じ(なんとなく)。

一度食べてみたかった台湾の駅弁のお店です。
かつての日本統治時代の影響で、台湾にも日本のような「駅弁」を供する文化があるのだとか。
まだお昼ご飯を食べておらず、丁度お腹が空いていたところなのでトライしてみることにします。

ただし日本の駅弁ほど種類は充実しておらず、この時販売していたのは・・・

  • 傳統排骨弁当
  • 八角排骨弁当

の2種類のみでした。
というか、日本の駅弁や空弁の種類の充実ぶりは世界的に見ても異常なレベルです。

「八角排骨弁当」は八角形の器に入ったお弁当でやや高め。
ただ、私の苦手な香辛料の「八角」が入ったお弁当かもしれないので、まずは標準品と思われる「傳統(伝統)排骨弁当」を購入することにします。

地元の人々が次々と買い求めていく中「排骨」の読み方(pai2 gu3)をスマホで調べて、脳内で反復練習。
準備が整ったところで、弁当売り場へ突撃します。

私「いーが、ぱいぐー(排骨1つください)」

おば「あ?」
私「ぱいぐー・・・」
おば「&%”$!&%$”&」
私「???」

私のカタコト中国語は、台湾ではあまり役に立たないようです・・・。

何とか指さしなどを駆使して「伝統排骨弁当」を獲得。
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お値段は60NTD (240円)でした。
メチャ安っ。
QRコードな領収書と、お箸もちゃんとついてきます。
作り立てのようで、容器がホカホカ温かったです。
Wikipedia様によると、日本の駅弁とは違って、必ず温かい状態で販売するのが台鉄弁当の特徴なのだそうな。

ちなみにお弁当の袋は別料金で有料(1NTD・約4円)です。
必要に応じて自分で取ってお会計してもらいましょう。

新幹線の台北駅の待合室のベンチにて頂くことにします。
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「高鐵弁当」なる駅弁もあるようでしたが、お昼の10:30~13:00の間のみの販売とのことで、時既に遅しでした。

では台鐵便當の「傳統排骨便當」60NTD を頂きます。
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この写真は、パンダなのか熊なのか。
「台鐵餐旅熊」と書いてあったので、台鐵のマスコットキャラ的な熊なのかな。

ではフタをオープン。
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まあ、なんとワイルドな(笑)。
温かいご飯の上に、大きな豚スペアリブ、煮卵、茹で野菜と、何だかよくわからない湯葉のようなもの(百葉豆腐?)が乗っています。
ボリュウムはたっぷりですが、見た目としては、かなりワイルドな感じ。

お味のほうは、正直ビミョーな感じです(笑)。
豚スペアリブは味がよく染みていて美味しかったですが、湯葉のようなのは、独特の香りがあって苦手でした。
でもこれが台湾伝統の昔ながらのお味なんでしょうね。

それでも空腹だったのでペロリと完食。
初めて異国の駅弁を体験することができて、思い出深い昼食となりました。

次回は台湾的新幹線「高鐵」に乗って台南へ移動の編。