2021/07
長野旅初日の午後。
長野県茅野市にある諏訪大社・上社前宮(まえみや)にやって参りました。
4社ある諏訪大社のうちの1社目の訪問になります。
既に日が傾いてきているため、本宮は次の日にお参りすることにします。
前宮本殿付近の地図。
今いる鳥居付近から登坂を上っていくと、前宮のご本殿にたどり着けるようです。
距離感がよく分かりませんが。
鳥居の近くに社務所的なところがあったので・・・。
先に御朱印を頂くことにします。
本来は、参拝してから頂くものですが、そろそろ閉まってしまいそうなので。
御朱印は直書きで頂けました。
カッコイイ字体。
今後、上社本宮、下社春宮、下社秋宮の御朱印も頂きにお参りしたいと思います。
では、ご本殿に向けて歩行開始。
左手に「十間廊(じっけんろう)」という古い建物があり。
昔はここで政祭が行われたのだそうな。
かなり時代が感じられる建物です。
他にもいくつか建物やお社があり。
その先の石段を上って先に進みます。
人が少ないおかげで、ゆっくりと見て回れます。
石段の先は坂道になっており。
木陰のない住宅地のようなところを通っていきます。
日なたは暑い・・・。
鳥居から徒歩5分ほどで、前宮のご本殿に到着。
早くコロナが収まりますように、パンパン。
ご本殿もかなり深い歴史が感じられるお社でした。
近くの立札によると・・・。
「前宮とは上社本宮に対し、それ以前にあった宮の意味とも考えられている」とのこと。
ふむふむ。
ご本殿近くには、名水「水眼(すいが)の清流」が流れており。
ひゃ~涼しい。
この清流が冷気を運んでくるせいなのか、ご本殿一帯はヒンヤリと涼しかったです。
まさに天然のクーラーのような。
神様が近くにおられるような雰囲気が感じられました。
ご本殿の四方には・・・。
かの有名な「御柱(おんばしら)」が立てられています。
前宮のみならず、諏訪大社4社すべての四隅に「御柱」があり。
4本ある御柱をすべて確認せざるをえません。
7年に1度行われる「御柱祭」では、全部で16本(4本 x 4社)あるこれらの御柱をすべて交換するのだそうな。
かなり長い巨大な柱なので、運ぶのは大変そうです。
4本の御柱にも、お祈りを捧げましたので・・・。
そろそろホテルに戻ることにします。
本当は「本宮」も連続してお参りしようと思っていましたが、もう疲れたし、社務所も閉まってしまうので明日にしよう。
こんな風に自由に計画を変えられるのが、一人旅の醍醐味なのであります。
境内には「交流センター前宮」なる建物もあり。
中には「五平餅」や「ところてん」を頂ける「茶房すいが」があり。
展示スペースには、諏訪大社4社や御柱祭に関するパネル展示があり、精読させて頂きました。
再び来た道を戻り・・・。
写真中央の高い建物「カンデオホテルズ茅野」に帰還いたしました。
いやあ~、結構歩いたので疲れました。
早速ホテルのサウナに入ってサッパリしたいと思います。
次回へと続く。