2022/03
静岡旅2日目の午後。
掛川城の天守を見学した後は・・・。
石段を下りて、次なる見学場所である「二の丸御殿」を目指します。
こちらがその「二の丸御殿」。
「御殿」とは、お殿様の住処であり藩の政治が行われた重要施設のこと。
掛川城の二の丸御殿は江戸時代(1861年)に再建されたもので、国内に数か所しか残されていない貴重な「現存御殿」の一つ。
国の重要文化財に指定されています。
天守横の細い道を通って・・・。
二の丸御殿へと向かいます。
急峻にそびえたつ石垣がイイ感じでした。
二の丸の広場にも桜の木があり。
このあたりの桜も開花し始めていて美しかったです。
こちらが御殿の入口。
内部の見学は有料です。
天守閣とセットの入場券を購入済。
木造で再建された天守閣もよいですが、こちらの御殿も貴重なものですので、是非とも訪問したいところ。
では内部へ。
御殿内は畳が敷き詰められた「書院造り」
ふすまで仕切られた沢山の部屋があります。
まさに時代劇に出てくる日本建築って感じでイイ(・∀・)!
手前のスペースが「次の間」。
城主様に面会できる身分の高い人だけが入れた場所なのだそうな。
奥のほうの空間が「御書院上の間」で、城主様が政治を行った公式なお部屋とのこと。
御殿の廊下からの眺め。
お庭には「ソテツ」が植えられており。
二条城の二の丸御殿のお庭にも「ソテツ」がありましたが、真似している?のでしょうかねえ。
さらに御殿内を探索。
窓のない暗い空間には、こんなような間接照明なオブジェがあり。
幻想的な空間となっていました。
さらに御殿内には・・・。
古文書や火縄銃、甲冑などの様々な興味深い展示物があり。
歴史マニヤにはたまりません。
二の丸御殿の見学時間は30分ほどでした。
二の丸エリアには・・・。
御殿の他にも「二の丸美術館」や「二の丸茶室」もありましたが、今回は立ち寄らず。
色々歩き回って疲れてしまいまいた。
というわけで・・・。
見どころ沢山の「桜咲く掛川城」を後にしました。
お天気が良くて絶好のお城探索日和でした。