四川食その6 崇州蕎面鋪蓋面にて朝から激辛蕎麦の洗礼@成都・錦兴路

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2017/01/01
成都旅3日目の朝。
年が明けて、2017年の元旦がやってきました。
今日は、ここ成都から香港に戻る移動日です。
フライトは午後2時05分発のキャセイドラゴンKA821便なので、まだ時間に余裕があります。

今朝はホテル近くのローカル系飲食店で朝食にしてみることに。
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朝8時ごろ、身なりを整えて滞在ホテルの「フレイザースイーツ成都(成都仁恒輝盛閣国際公寓)」を出発。
朝食を求めてウロウロします。
元日の朝の成都はしーんと静まりかえっていました。

お店の店先では、地べたで野菜を切っているおばさんの姿が。
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あまり見たくない光景ですが、中国らしい光景です。

百貨店横の歩道には、元日セールのテントが設営されていました。
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日本では、コンビニやスーパーに押されて元気がない「百貨店」ですが、ここ成都ではまだまだ健在です。

少し路地裏に入ると・・・。
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海鮮料理街っぽいローカルエリアになりました。
ゴミが散らかっていてキタナイです。
雨が降ったわけでもないのに、なんでこんなに地面が濡れているの・・・。

こちらは朝からやっている海鮮大排档。
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お粥や饅頭を販売している模様。
朝飯、ここに行っとく?
うーん、ちょっと敷居が高い感じなので、もうちょっと探してみよう。

ホテルの北側を東西に走る大通りを、東へ歩いたところに「崇州蕎面 鋪蓋面」とデカデカと書かれたお店を発見。
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ローカル感が漂いつつも、なんとなく小奇麗で敷居が低い感じです。
ここで朝食をとってみることに決定。

メニューは壁メニューのみ(クリックで拡大)
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指さし発注ができないので、初心者には厳しいシチュエーション。
でも、カタコト中国語で頑張ります。

「熱拌荞面」にしてみよう。
「荞面」は「荞麦面=そば」のことと想像。
「拌面」は、まぜぞば的なものなので、総合すると「温かい混ぜ蕎麦」。
成都のおそばは一体どんなものなのか、体験してみることに。

店内は、地元の人々が出たり入ったりで、そこそこ賑わっていました。
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スポーツ刈りの怖そうなオッサンを呼んで、発注作業を行います。

私 「えーと、るーばん・ちゃおみえん(熱拌荞面 )しゃおわん(小椀=スモールサイズ)」
オッサン 「熱拌荞面?」
私 「対対(そうそう)」
オッサン 「じあーらー?(加辣?=辛くする?)
私 「対!」
オッサン 「OK」

辛うじてカタコト中国語で発注完了。
「熱拌荞面」の中国語の読み方は、「Google翻訳」アプリの音声読み上げ機能を使って調べました。
(ただし、香港SIM「跨境王」でローミングしてネット接続が必要)

昨日まで食べた麻婆豆腐や担担麵は、そんなに辛く無かったので、少しぐらい辛くしてもらったほうがいいかな、と思って「加辣」オプションを発動させてみました。
しかし、このオーダーが、後に災厄をもたらすことになります。

発注してすぐに「熱拌荞面 小椀 9元」 登場。
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ネギがたっぷりで、その下に蕎麦が隠れています。
蕎麦の下には、四川風担担麵と同様に激辛の真っ赤なお汁が溜まっているという構成。

まずはお蕎麦をズズズッっと・・・。

うわ、辛!

これはヤバイです。
予想以上の辛さに、思わずむせかえってしまいました。
昨日食べた麻婆豆腐を、遥かに超えるビリビリ感。
あまりにも辛いので、連続してお箸を動かすことができませんでした。
こ、これが、地元系のガチ四川料理か・・・。
成都滞在最終日にして、本物の四川料理の洗礼を受けたのでした。

でも香ばしいお蕎麦の風味は、日本で食べるお蕎麦によく似ていて、辛さとよくマッチしています。
お蕎麦部分は何とか食べきれたものの、激辛汁を吸いこんだネギなどの具材はメチャ辛く、手が付けられません。
胃腸がおかしくなりそうだったので完食にはならなかったものの、朝っぱらからの超激辛麵料理で眠気が吹き飛びました。

観光客向けではない、ガチな激辛四川風麵料理を体験してみたい方は、是非どうぞ。

お店の場所はこちら。