ドイツ旅2012/GW ケルン大聖堂に登るの編

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2012/05/02
ドイツ滞在4日目の朝。
昨晩、ベルリンから空路にてフランクフルトに移動し、フランクフルト中央駅前のホテル・エクセルシオールにて宿泊しました。

今日は、何かとスゴいという噂のケルン大聖堂を拝みにいこう、と思い立って朝7時から活動開始です。
タブレットのwebブラウザで調べたところ、7:29 フランクフルト発のICEが出るらしい、ということなので、急いで中央駅のDBカウンターへ向かいます。

こういう長距離の切符を購入する場合の戦略としては、もちろんそのままカウンターに突撃して、係員と英語トークで乗り切るという手もありますが、私がよく使う手口は下記です。

・まずDBの自販機で、ユニオンジャックをタッチして英語表示に切り替え(これ基本)
・「Timetable」から、目的地を入力して、経路と時刻を調べます。
・途中で乗り換えが必要な経路など、いくつか経路が表示されるので、最も好ましい経路を選びます。
・特にケルン行きの場合は、ライン川沿いを走る2時間30分コースと、最近開通した新線を走る1時間コースがあります。こういうの、受付のおねえさんとやり取りする自信がないワケです。
・目的の経路が決まったら、これを印刷することができます。これが非常に便利。
・印刷した紙ををカウンターに持っていきます
・自販機でそのままチケット買えないの?という疑問を持ったアナタ。鋭いです。でも、残念ながら自販機では10ユーロ札以下しか使えません。つまり、7000円近くするチケットを1000円札のみで買えますか?という話です。あと、普通のクレジットカードも使えません。(バーン・カルテ?とかいう専用のカードは使えるようですが)
2015/09/26追記&訂正:購入金額によっては券売機でも高額紙幣(20、50ユーロ札)が使える場合があるようです。

これで、一応「ケルンに行きたい」といいながら、この印刷した紙をカウンターの係員に見せればかなりスムーズに発券してもらえるというわけです。
カウンターならもちろん高額紙幣や日本のクレジットカードも使えます。
時々「1名ですか?」とか「2nd classでいいか?」とか聞かれますが、その程度のやりとりならイージーですね。
乗り換えなしの新線1時間コースで、ケルンまでのチケットは片道67ユーロでした。

さて、朝7時29分の出発時間。
乗り込んだICE226は、ケルンを経由しオランダ・アムステルダムまで行く長距離国際特急でした。

ケルンまでは1時間ほどなので、食堂車の立ち席でまったりするか・・・。
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国際特急の車両は、ドイツ国内の特急の車両よりもかなり豪華な感じです。

しかし、今日は平日の水曜日。
ビジネス客が多く、しばらくするとこの食堂車までお客さんでいっぱいになってしまいました。
私のテーブルも、スーツを着た黒人のビジネスマン数名と相席となり、マッタリできませんでした・・・。

フランクフルトからケルンまでは1駅。1時間ほどで予定どおり到着しました。
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なんか速そうなICEでした。機材の種類とかよくワカリマセン。

ケルン中央駅。
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近代的な駅舎ですが、この駅の目の前には・・・

ドォーンと、ケルン大聖堂が鎮座しておられます。
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写真ではワカリマセンが、ものすごいデカいです!ワイルドです!
ワイルドなので、広角レンズでもカメラのフレームに全体が収まりきりません。
ウィキペディアによると、今のケルン大聖堂(3代目)は、1248年に建設が始まり、600年近くかかって完成したものなのだとか。
昔の人はすごいなあ。

あいにくのお天気で、少々雨がパラついています。
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とりあえず中へ入ってみましょう。

中も広~い上に、天井が高~いです。
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朝の8時半ごろで、まだ朝はやいこともあって観光客が少なく、静寂に包まれています。

キレイなステンドグラスが沢山あります。
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あーなんか落ち着くな~。

こんなような、きらびやかな金屏風?のようなものもあり。
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これが何なのかは、某歩き方やウィキペディアをご参照のこと。

さて某歩き方によると、AM9:00から南塔の登り口がオープンするとのこと。
高いところには登らずにはいられない性分なので、早速入り口へ。
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入り口は、地下にあります。

なんか、こんなようなトンネルを抜けたところに、チケット売り場があります。
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入場料は、大人3ユーロ。
子供とかファミリーだと少しお安くなったりするようです。

塔への登り口。
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これが、恐怖の入り口です・・・。

入り口にある掲示。
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当時、「所要時間30分」ぐらいしか意味はワカリマセンでした。
・Turmbesteigung = 塔を登る
・kein Aufzug = エレベータなし
だそうです・・・。

というわけで、急でせまい螺旋階段をひたすら登ります。
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これ、かなりキツイですんで、覚悟のほどを。
登っても登っても、階段です。
ホントに頂上まで辿り着けるのか、かなり不安になります・・・。
息切れして、途中何回も休み休み登ります。はあはあ。

20分ぐらい登ると、鐘を鳴らすところに到着します。ふぅ~
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写真だと暗くて分かりにくいですが、中央のぶら下がっている金属を、左右の強力電磁石でひきつけて鳴らすハイテク設備でしょうか?

つかのまの休憩を挟んで、さらに螺旋階段をひたすら登ります。
へろへろに疲れたところで、ようやく明るい場所に出ました。
ゴールか?と思いきや・・・
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まださらに階段が続きます・・・。げんなり。
この階段、高所恐怖症の方は下を見ないように登りましょう。
結構コワいです。

階段を登りきると、やっとゴールです!
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守衛所のようなところに、爺さんがいます。

爺 「!&%$&」
私 「???」
爺 「・・・。(もういいよ、いっていいよ、みたいな感じのジェスチャー)」
私 「あ、チケット? (入り口でもらったチケットを爺さんに見せる)」
爺 「OK!(チケットを回収する)」

てなわけで、展望台部分へ。
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おー、なんか檻のようなもので激しく囲われています。
あと、落書きがいっぱいあります・・・><。

でも、見晴らしはかなりよいです。天気はイマイチですが。
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30分以上かかって登っただけあって、メチャ高いです。
風が強くて、寒いっす・・・。

フェンスに囲われているので、1眼のカメラで広角で撮影すると、このように金網が入ってしまいます・・・。
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うまくズームを使って、繁華街方向を撮影。
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はっはっは、
人がゴミのよ・・・(以下略)。
しばらく眺めを堪能。

出口はこちらから。
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また同じ階段を下ります・・・。
登りに比べれば楽ですが、せまい螺旋階段を登ってくる人と交差するのが危ないです。

階段を下りると、受付のあたりに子供の団体客がワイワイと集まっていました。
こんなにたくさんの子供が、あの危険な階段を登って大丈夫ですかね?
はやい時間に登っておいてよかった・・・。

このあと、お昼ご飯の時間まで、付近のホーエ通りなどを激しく散策します。
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次回は、ケルンでドイツ食編です。