2021年3月某日。
1泊2日の水戸旅初日のお昼。
東京から特急ときわに乗って、茨城県の水戸駅にやって参りました。
ここに降り立つのは人生初かもです。
改札を出てすぐのところには・・・。
少し開花した梅の花が飾られていました。
この日は3月。
ちょうど梅が見頃の時期なのでした。
では、梅園が有名な偕楽園へ行こう！というわけで・・・。
駅前のバス停から路線バスに乗って、偕楽園を目指します。
なにっ。
SUICAが使えない・・・だと？
運賃は現金で支払って、偕楽園の入口に到着。
入園料300円を支払って、園内へと突撃します。
ここ偕楽園は、金沢の兼六園、岡山の後楽園と並ぶ「日本三名園」の一つ。
江戸時代に、水戸藩９代藩主・徳川斉昭によって造園されました、とのこと。
まずは園内の地図を確認。
結構広いです。
ピンク色の部分が梅林。
敷地内のかなりの部分を梅林が占めていますねえ。
では早速梅林へ。
おお～ (^o^)
結構咲いていますね。
やや曇りがちではありますが、この時期に来れて良かったです。
梅の木にも色々種類があるようですが・・・。
素人目には「白い梅」とか「桃色の梅」ぐらいにしか分類できません。
こちらは「桃色の梅」。
かなりフルパワーで咲いている部分です。
やはり、サクラの花ほど華やかではない、というのが正直なところ。
しみじみと梅の花を愛でましょう。
満開の部分は・・・。
こんなように、枝にびっしりとお花が咲くような形になるみたいです。
こうやって、じっくりと梅の花を観るのは初めてかも。
お花にズームインしたりして、写真を撮りまくります。
最近のスマホカメラなら、そこそこキレイに撮れます。
あとは撮影者の腕次第。
梅林を抜けると・・・。
奥のほうに千波池（せんばいけ）が見えてきました。
この池もかなり広いです。
紅白の梅を発見。
日が差してくると、かなり色鮮やかになって映えました。
150枚ほど梅の写真を撮りまくりましたが、採用したものは以上の6枚になります。
売店を発見。
魅力的な軽食もありますが、美味しい夕ご飯を頂くため、ここはスルーとさせて頂きます。
さらに園内をテクテクと歩いていくと・・・。
こんなような木の門があり。
この先に「好文亭（こうぶんてい）」という徳川斉昭様の別荘があります。
せっかくなので、さらに入場料200円を課金して突撃。
茅葺と柿葺き？の伝統的な木造建築です。
邸宅の内部も見学できて、結構見ごたえありました。
こちらが建物の入口。
土足禁止なので靴を脱いでビニール袋にいれて、内部へと突入します。
「突入」と言っても、普通に中に入るだけですが。
「好文亭」の内部には・・・。
「ほにゃららの間」と名付けられた和室がいくつもあり。
ふすまには色々な風景画が描かれていました。
洗練された日本文化。
素晴らしいです。
お外に面した廊下を歩くと・・・。
キレイな日本庭園を眺めることができます。
これはかなりの豪邸。
上層階にも上がることが可能。
やや急な階段を上っていきましょう。
最上階（3階？）へ。
外がよく見えるように、開け放たれていました。
ここからの眺めが素晴らしかったです。
畳の上でゴロゴロしたい。
園内の梅林の向こうには・・・。
千波池も見えて、まさに風光明媚な眺めでした。
テレビも写真も無かった江戸時代に、こういう景色を眺められるというのは、きっと最高の贅沢だったに違いない、と妄想。
最上階の室内には・・・。
「配膳用昇降機」なるものがあり。
下の階で用意したお食事を、上の階に運び上げるための仕組みとのこと。
さっきの景色を見ながら、大宴会が行われたのでしょう。
こんなような滑車がついており・・・。
ロープに吊るされた台でもって、お食事を運搬したものと思われます。
江戸時代においては、かなり先進的なシステムだったのではなかろうか、と勝手に想像します。
「好文亭」を一通り見学して・・・。
偕楽園を後にしました。
梅の写真を撮りまくったり、好文亭の中を見学したりで1時間半ほど滞在。
かなり見ごたえのある庭園でした。
というわけで、次回は「ドーミーイン水戸」に宿泊の編へと続きます。