香港食その128 生記粥品專家@上環・畢街

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2014/01/02
香港旅行初日の午後。
上環のホテルにチェックインした後、食料を求めて周囲を探索中。
上環界隈は、古い町並みが残っていて楽しいです。
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果物ジュース屋さんがなくなっている・・・。
以前にこのあたりで飲んだジュースがおいしかったのになー。
お目当てのお店はこちら。
生記粥品専家
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上環の一角に展開する謎の地元系飲食店「生記」グループの店舗のひとつです。
周囲に似たような複数の系列店があり、ここはお粥部門の専門店というわけです。
地元系の佇まいのお店ですので、入店するには多少の覚悟が必要となります。
店頭にはメニューが掲示されていました。
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お粥の具材の組み合わせにより多彩なメニューになっています。
漢字なので、だいたいどんな具材なのかは分かります。
入店する前に、注文するメニューを選び、スマホアプリで広東語の読み方を調査しておきます。
えーと、今回は「魚球及第粥」にしてみます。
読みかたは「ユッかう・ガップだいじょっ」
「魚球」は、文字通り魚のすり身の団子。
「及第粥」は 、webで調べたところによると、香港のお粥屋さんの定番メニューの一つで、豚の内臓系の具材とのこと。
今まで、痩肉粥(鶏肉細切り粥)ばかり食べてきたので、今回は初めて「及第粥」にトライしてみます。
意を決して入店。
店員「げいわい?(何人?)」
私「ワン・パーソン(一人っす)」
テーブル席に地元のおばさんと相席となりました。
いつも混み合っているので、相席が基本です。
平日のお昼時になると、付近のビジネスマンで行列ができたりします。
着席すると、早速「&%$”めいあー?」と言った具合に聞いてきますので、壁のメニューを指さしつつ、「ゆっかーう、がっぷだーいぢょっ!」と頑張って伝えます。
店員のオバさんは、ニヤニヤ笑いながら、「ゆっかう、がっぷだい、OK」と分かってくれた様子。
まずは、薬味が配布されます。
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ネギのようなものと、醤油。
お粥の味に変化をつけたいときにどうぞ。
待つこと数分で、お粥登場。
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結構大きな器に入ってきました。
かなりの量です。
具材はお粥の底に沈んでいるので、写真ではよく見えません。
かなり熱いので、フーフーしながら少しずつ頂きます。
お粥はしっかりと味がついていて、コクがあって美味しいです。
魚の団子は2種類あって、ちょっと生臭いものと、かまぼこのようにサッパリした味のものと2種類ありました。
「及第」と思われる内臓系の具材は、コリコリしたものとか、独特の匂いがする部位とか、 いろいろ種類があり、 まあまあ。
慣れれば美味しいのかもしれません。
お腹が空いていたのと、お粥そのものは色々な味が染みていて美味しかったので完食。
レジでお金を支払って退出します。
香港の地元の人々のソウルフードを味わってみたい方は是非どうぞ。
付近の系列店のご紹介
生記清湯牛腩麺専家
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牛バラ肉麺のお店と思われます。
生記鮮魚湯米線
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「米線」=ビーフンのお店と思われます
次回、新年の香港をうろつくの編