香港食その134 一點心@太子・運動場道

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2014/04/04
香港マカオ旅行初日の午後。
香港空港からA21バスで太子駅付近にやってきました。

運動場道と通菜街の交わっているところに、目的地の飲茶屋「一點心」があります。
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結構人通りが多いです。

お店の入口。
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店内はキレイで近代的な雰囲気ですので、香港初心者の方でも入りやすいかと思いますです。
若者のお客さんで賑わっていました。

外国人用メニューを持ってきてくれました。(クリックで拡大)
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ななんと、日本語・英語を含む12か国語表記+写真つきです。
各メニュー1品に1ページを割いて、各国語の翻訳が記載されており、1ファイルに綴じられています。
なんという親切設計。

発注は注文用紙に必要数量を記入し、店員さんに渡せばOKです。
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注文用紙は五字熟語の漢字表記のみ。

お茶は問答無用でプーアル茶が出てきました。
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現代式なコップに入ってきます。
ちょっとカビ臭いですがヘルシーな感じの風味。
「洗杯の儀」は必要ありません。
が、「洗杯の儀」をこよなく愛する洗杯マニヤの方には少し物足りないかもしれません。

■ ひと口メモ・「洗杯の儀」とは
香港やマカオの地元系飲食店で見られる、食前に食器・箸やレンゲ等を熱いお茶で洗浄する行為のこと。

お茶が急須で供され、かつ、洗い終わったあとのお茶を入れるためのボールのような大きな器が配布された場合に、この儀式を執り行うことが可能である。

一品目「蟹皇蒸焼売」 22HKD
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日本でもおなじみのシュウマイ。
でも、お肉の詰まった崎陽軒のシュウマイとは風味が全然違って、中身はぷりぷりのエビです。
蟹ミソの旨みもあって、お茶によく合う・・・。
お腹が空いていたこともあって、美味いっす。

二品目「蜜汁叉焼腸」 18HKD
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叉焼を細かく切ったものを、お米の皮に包んだものです。

「腸」という文字から内臓の腸?ゲテモノ系?と思ってしまいますが、さにあらず。
ここでは「腸粉=お米の皮」の意味です。
蜜汁叉焼腸を持ってきた店員さんに「しーやう?(鼓油=醤油かける?)」と聞かれますので、YESと回答し、たっぷり醤油をかけて頂いたのが上の写真。
醤油と言っても、日本の醤油とは違って、甘い味です。
腸粉は柔らかくてムニュムニュしています。
中の叉焼が香ばしくて美味しいです。
ほのかにパクチーの香りがしました。

ラスト三品目「鮮蝦腐皮巻」 22HKD
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蝦の具材をカリカリの湯葉に包んだものです。

「腐」という文字から、腐ってるの?ゲテモノ系?と思ってしまいますが、さにあらず。
ここでは「腐皮=湯葉」の意味です。
写真の奥の方に見えるXO醤的なものにつけて頂きます。
パリッとした湯葉の中にプリプリの蝦の具が詰まっています。
蝦とかいろいろなものの旨みが凝縮されていて旨いっす。

どの食べ物もお茶とよくあうので、どんどんお茶が減っていきます。
途中、プーアル茶が減ってくると、店員さんが注ぎ足してくれました。

3品ですが結構お腹に溜まります。
1人で4品以上はきついかもです。

お会計してお店を後にします。
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お店の掲示によると、営業時間は平日AM11:00-深夜0:30、土日はAM10:00-深夜0:30とのこと。

近代的な店内に、各国メニューもあって分かりやすいので、香港初心者の方にもオススメのお店です。