インドネシア旅2015/GW イスラムの学生御一行様と共に世界遺産プランバナン見学の編

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2015/05/04
インドネシア旅5日目の朝。
激安市内バス「トランスジョグジャ」に乗って、ジョグジャカルタが世界に誇る世界遺産の1つ「プランバナン」にやってきました。
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朝から気温が高くて既に汗だくです。

おお?
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遠くの方から白と灰色の軍団がやってきます。

イスラムの学生さんの団体客の皆様。
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修学旅行っぽいです。
半袖でも暑いのに、その服装は・・・。

まずは入場チケット売り場へ
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ボロブドゥール遺跡と同じように、外国人用入口は別になっております。
外国人は左の「International Ticket Box」へ。

こちらが外国人用の入口。
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当然、入場料金も外国人専用価格となっておりますので、覚悟しましょう。

窓口でチケットを購入。
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お値段は大人1名22万5000ルピア(約2250円)。
ボロブドゥールの「25万ルピア」に比べると、ちょっとだけお安いです。
が、お高いことに変わりはありません。

ちなみに、インドネシア人価格はというと・・・
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大人1名3万ルピア(約300円)。
外国人価格の約7分の1ですか・・・。
そういう決まりなので、致し方ありません。

入場口から入って、炎天下をしばし歩きます。
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いよいよ遺跡とご対面。

突然視界が開けて、プランバナン遺跡のメイン部分が姿を現します。
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おお~! (*゚∀゚)=3
「古代遺跡オーラ」が存分に感じられます。
周囲は同時入場のイスラムの学生の皆様で大賑わい。

遺跡を背景にハイ、チーズ。
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皆様とても楽しそうなご様子。

メインの遺跡の周囲には、地震などで崩れ落ちたと思われる寺院のガレキの山が多数。
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廃墟マニヤにはたまりません(その1)

崩れた遺跡の一部を復元しようとしている活動中?
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元通りに組み立てるには、かなり時間がかかりそうです。
てか、そもそも元がどうなっていたのか分からないですが・・・。

記念撮影を終えた学生さん達と共に、遺跡本体へ接近開始。
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ボロブドゥールとは違って、こちらでは腰に巻く布(サロン)の配布はない模様。

光線の具合を考慮して、ベストアングルからの撮影。
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黒ずんだ石造りの巨大な建造物に威厳を感じます。

細かい石造りの装飾の数々。
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いい仕事してますねえ。

ボロブドゥールが仏教寺院の遺跡であるのに対して、こちらのプランバナンはヒンドゥー教の寺院。
でも石に彫り込まれているキャラは似たような感じです。

こちらの仏様(なのかは不明)は・・・。
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装飾品のようなものを身にまとっているのが、ヒンドゥーっぽい感じがします。
ボロブドゥールのは、裸の人が多かった。

寺院の内部に入ることも可能。
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急な階段ですので、足元に注意しましょう。

寺院の内部には、色々な神様が鎮座されておられます。
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象の神様。
映画「スターウォーズ・ジェダイの帰還」で見たことがあるような・・・。

ミラーレス1眼で、内部の天井を撮影してみる。
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四角錘型の天井になっている模様。
肉眼では真っ暗で何も見えなくても、高感度なミラーレス一眼だとこのような写真が撮影可能。

遺跡の周りでは、自由行動になった学生さんが思い思いに記念撮影中。
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日本人のイケメン若者旅行者が、大勢のイスラムの女学生に囲まれて、押すな押すなの大人気。
「一緒に記念撮影して~」攻勢にあって、モテモテでした。
私のようなオッサン旅行者は見向きもされません。

そんなとき・・・

女学生 「アーユー・コリア?(韓国人ですか?)」
私 「ノー、アイム・ジャパニーズ」
女学生 「オー、コンニチワ!」
私 「(笑)」

私を不憫に思ったのか(?)あるイスラム女学生グループにお声がけを頂き、一緒に記念撮影しました。
ちょっとだけウレシイ。
写真を撮り終えた後、

女学生 「カムサムニダー」
私 「いやいや、ジャパニーズ(笑)」
女学生 「キャハハ」

ボロブドゥールでも同様なことがありましたが、なせかインドネシアの人々の間では、旅先で外国人と一緒に写真を撮るのが流行っているのだとか。
私のよーなオッサンと撮影して楽しいのかは不明ですが。

・・・と、遠くのほうから、何やら騒々しい声が。

その声の主は、遺跡の前で子供のようにはしゃいでいる中華系団体客。
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中国人か、しょうがないなー、と思いきや、広東語を話していたので、香港人と特定。
なにやら動画撮影しているようで、大騒ぎ。
やかましいわ!

一通り堪能して、メインの寺院を後にします。
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プランバナン遺跡は、メインの寺院の周りにも小さな寺院や、ガレキの山と化した寺院などが散在しています。

園内は結構広い・・・。
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炎天下、歩き回るとかなり消耗します。

なので、周辺の細かい遺跡群を余す所なく堪能したい方は・・・。
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こちらのレンタサイクル(10000ルピア)を利用するのがよいでしょう。

こんなような、ミニ・トレインも走っています。
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こちらは7500ルピアとさらにお安いですが、時間を束縛されるのが難点。

当時は、そんなに園内が広いと思わなかったので、徒歩でウロウロ。
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メインの寺院以外は崩落していたりして、見物客も少なく、そんなにインパクトはありません。

そんな中でも、一番北にある「CANDI SEWU」は見応えアリです。
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中央に大きな寺院があり、それを囲むように崩落した小さな寺院が沢山あります。

一面に広がるガレキの山。
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廃墟マニヤにはたまりません(その2)

一通り遺跡を見て回った後には、出土品などが展示されている博物館へ。
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歩きまわって、もうヘトヘトです。

館内は空調が効いていて涼しい~
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高そうな壷や石像など多数。
これは、いいモノだ。

遺跡の復元過程の様子の展示もあり。
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現代文明をもってしても、組み上げるのはタイヘンだったようです。

・・・というわけで、プランバナン遺跡を後にします。
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世界遺産たるに相応しい、見応えのある遺跡でした。

出口の外には、例によって土産物屋が沢山。
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これもインドネシアではお約束の展開。

来た道を戻って、プランバナン遺跡近くのトランスジョグジャ乗り場へ。
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ここからバスに乗って、ジョグジャカルタの市内に向かいます。

歩き疲れてハラヘッタ・・・
というわけで、次回はマリオボロ通りで昼飯の編。