2016/12/29
香港マカオ旅2日目の午後。
南湾のお店でマンゴーデザートを頂いたあとは・・・。
お店の脇の坂を登って、媽閣廟方面へ。
味のある裏路地をテキトーに通り抜けます。
やや遠回りですが、こっちを通ったほうが楽しそう。
ついつい回り道をしてしまい、なかなか目的地にたどり着けません。
「亜婆井街」と書いて「あばいがい」?
ようやく目的地に迫ってきた予感。
やってきたのは「亞婆井前地」。
自分の中の読み方は「あばいぜんち」。
正式名称は「リラウ広場」。
これでも世界遺産の端くれとのこと。
めっちゃ地味です。
こんなに地味な世界遺産は今まで見たことがありません。
で、この広場の近くにあるのが、割と立派な世界遺産「鄭家屋敷」。
マカオのしょぼい世界遺産群の中でも、比較的見ごたえがあるといわれているモノです。
今まで一度も行ったことが無かったので、今回じっくりと見学してみることに。
この「鄭家屋敷」は・・・。
伝統的な中国風のお屋敷です。
有名な中国の文豪・鄭観應氏のお屋敷で、1869年に建造されたものなのだとか。
それなりに「世界遺産オーラ」を感じることができます。
中国風な感じの中にも、西洋風な感じもあり。
結構広いっすね。
狭いマカオにおいて、これだけの広さの土地を持っているというのは、かなりのお金持ちだったに違いない。
建物内には、このお屋敷の解説の展示があり。
まずはお屋敷の全体像を把握しましょう。
お部屋の数は60部屋以上もあるのだとか。
お掃除するのが大変ですねえ。
建物は「前院」と「後院」の2つの部分から成っているとのこと。
ふむふむなるほど。
英語だから読解するのがめんどいです。
お屋敷全体の模型もあり。
かなり横長の敷地のようです。
では、お屋敷内をウロウロ開始。
古びた灰色のレンガに囲まれた中庭も、趣があります。
迷路のようなお屋敷内をあちこちウロウロ可能。
これは結構楽しい。
こんなような、ゴージャスな家具が置かれたお部屋もあります。
「ラストエンペラー」に出て来そうな雰囲気。
階段を上って、お二階へ上がることも可能。
行けるところには、隅々まで見て回らないと気が済まない性分なので、当然2階へ。
お二階にも、アンティークな家具が置かれていました。
人が少なく、ゆっくりとした時間が流れています。
これはラジオ?
実際に使われていたものなのかどうかは不明・・・。
とにかく、広いっすね。
民家というよりは、旅館ぐらいの規模があります。
超カッコイイお部屋を発見。
おそらくこのお部屋が、この「鄭家屋敷」のメイン・イベントと思われます。
英語の説明書きがあるものの・・・。
光の採り入れ方がどうのこうの・・・。
よく分かりません\(^o^)/
お屋敷のお庭には、ハイカラなシーソーのようなものを建築中。
何をしていらっしゃるのかは不明・・・。
街の喧騒を離れた静かな中国家屋で、のんびりとした時間を過ごすことができました。
古き良き時代のマカオを体感してみたい方は是非どうぞ。
「亞婆井前地」バス停からは・・・。
テキトーにバスに乗って、ホテルに戻ることにします。
次回はたまにはゴージャスに晩御飯の編。