2020/06/15
海外の名物料理を自炊して、海外旅行気分に浸るシリーズ。
6カ国目は、フィンランド名物のサーモンスープ(Lohikeitto ロヒケイット)を作ってみました。
見本はこちら。
↑の写真は、ヘルシンキのマーケット広場の屋台で頂いたサーモンスープ。
サウナ後の身体に染みました。
これを自宅で再現してみたい!
食材を買いそろえる
まずはスーパーで必要な食材を揃えます。
分量は2人前。
刺身用サーモン150g、玉葱サラダ80g、茹でジャガイモ人参240g など。
キノコ(しめじ)はなくても可。
「まな板」や「包丁」などというハイレベルな道具を持っていないので、タマネギとジャガイモ、人参は加工済のものを購入しました。
ただし「茹でジャガイモ人参240g」は、やや多かったです。
おそらく150~200gぐらいがよろしいかと。
写真の真ん中左のは「ディル(イノンド)」というハーブ。
パセリでも代用可ですが、「ディル」があったほうが、より北欧に近いところまで行けます。
この他に
- コンソメの素(ブイヨン)1.5g
- 酒 大さじ0.5 (7.5g)
- オリーブ油 大さじ0.5(6g)
- 塩胡椒 適量
- レモン汁 少々
- 牛乳 150cc (150g)
- バター10g
- 小麦粉 小さじ1 (3g)
を準備しました。
調理開始
まずはメインのサーモンから。
サランラップの上でお食事用のナイフを使ってサイコロ型に切りました。
筋があって切りにくかったです。
まな板と包丁が欲しくなりましたが、収納する場所がないので、じっと我慢。
レモン汁をかけて臭みを取り、塩胡椒しておきます。
では、片手鍋にオリーブオイルを敷き・・・。
玉葱サラダとキノコを中火で炒めます。
玉葱サラダは玉葱以外のお野菜も少し混じっていますが気にしない。
火が通ったところで、茹でジャガイモ&人参を投入。
既に茹でてある&カット済なので楽ちんです。
火が通ってきたところで、酒7.5g、水150g、ブイヨン1.5gを投入。
辛うじて全体がスープに浸る感じになりました。
蓋をして・・・。
沸騰してから弱中火で10分ほど煮込みます。
その間に・・・。
「ディル」を、料理用のハサミでチョキチョキ。
ヨーロッパのレストランのあの香りがキッチンに充満して、気分が盛り上がります!
事前にチョキチョキしなくても、スープに投入する時にやればお皿を使わずに済む、ということに後で気が付きました。
10分ほど煮込んだら・・・。
切っておいたサーモンで爆撃。
サーモンがスープに浸るように、そっと混ぜます。
ジャガイモが柔らかくなっていていい感じ。
スープに対して具材がやや多めな感じで、やや不安に。
さらに10分ほど弱中火で煮込んで・・・
牛乳150gを投入。
それっぽくなってきました!
しばらく弱火で加熱し・・・。
常温で柔らかくしたバター10gと小麦粉3gを練り合わせたものを加えて、とろみを加えます。
最後に刻んでおいた「ディル」を投入して完成!
薄味な場合は塩胡椒して味を調整します。
というか、この最後の塩胡椒具合が最終的な味を決めると言ってもよいでしょう・・・。
それでは、頂きまーす。
成城石井で調達したロンケロ(LONG DRINK ORIGINAL)と共に頂けば、さらにフィンランド感UP!
かなり具沢山で、シチューっぽい感じになりました。
ヘルシンキで食べたのは、もっとスープがサラサラしていたような。
サーモンは、もう少し塩胡椒しておいたほうが良かったです。
それでも、ジャガイモ、人参、タマネギがとろけるぐらいにじっくりと煮込まれていて、美味しゅうございました。
「ディル」の独特な香りのおかげで、北欧感に浸ることができました。
自宅に居ながらにして、フィンランドを感じたい方はトライしてみて下さいませ。
参考レシピ:クックパッド「ロヒケイット 欧風サーモンスープ」