2021/12
出雲旅初日の午前。
まずは、八百万（やおよろず）の神様の集結地「稲佐の浜」にお参りをした後のこと。
来た道を戻って、いよいよ出雲大社に向かいます。
写真ではよく分かりませんが、海の近くは冷たい北風が寒くて寒くて。
早く風が弱い境内に行きたい・・・。
本来はこの道路の南側の「神迎の道」を辿っていくのがよいみたいですが、遠回りなので近道を歩きます。
出雲大社の表参道付近に戻ってきました。
遠くの方に大きな白い鳥居が見えます。
このあたりに来ると、参拝客の姿も多く。
北風も幾分弱い感じです。
では正面の鳥居から入りまーす。
鳥居の前で一礼して前進。
コロナ禍の最中でも、参拝客の姿は結構あり（写真では人が少ないように見えますが）。
コロナが落ち着きつつある最近は、もっと賑やかになっていることでしょう。
境内のあちらこちらに・・・。
ウサギちゃんの石像があり。
「因幡の白兎伝説」にちなんだものと思われます。
境内に何か所か配備されていました。
出雲は色々な日本神話の舞台となっていますので、訪れる前に漫画版の古事記などを読んで予習しておくことをオススメします。
境内案内図を発見。
まっすぐな参道の先に、ご本殿のある四角い広場があるというシンプルな構成。
伊勢神宮や宇佐神宮ほど広くはないですが、それなりに広いです（どっちやねん）。
参道はやや下り坂になっており。
普通の神社ではご本殿は高いところにあるので、上り参道になることが多いですが、出雲大社は「下り参道」です。
なぜ下りなのかは諸説あるようですので、GoogleやChat GPTで調べてくださいませ（おい）。
下り参道を先に進むと・・・。
橋（祓端）があり。
さらに聖なる領域へと歩を進めます。
橋の先には松が沢山植えられており。
この先は「松の参道」が一直線に伸びています。
徐々に気分が盛り上がって参りました。
参道の真ん中は神様がお通りになる道のようですので・・・。
我々のような一般ピープルは両側の道を歩いていきます。
結構歩いたので、もう疲れてきました。
参道の右側には「ムスビの御神像」があり。
手前で手を広げているのが、下積み時代の大国主命（おおくにぬしのみこと）様。
「幸魂（さきみたま）」「奇魂（くしみたま）」が現れて、その魂を頂いて神様になるシーンを再現しているのだとか。
像の近くに説明書きがあるのですが、自分には難しくて意味がよく分かりませんでしたので、後日ネットで調べました。
では手水舎にてお手を清めまして。
いよいよご本殿のある広場へと向かいます。
こちらが最後の銅の鳥居。
再び一礼して、先へと進みます。
手前にあるのが拝殿。
立派なしめ縄が特徴的ですが、パンフレットなどでよく見かける巨大しめ縄は「神楽殿」にあるもので、後ほど登場します。
まずはこちらでお祈りを捧げます。
はやくコロナが収まりますように、パンパンパンパン。
出雲大社の礼拝方法は「２礼４拍手１礼」とのこと。
その奥にあるのが、ご本殿の手前の八足門（やつあしもん）。
こちらでも、２礼４拍手１礼。
この先にご本殿があります。
主祭神は大国主大神。
幾多の苦難を乗り越えて国造りをした神様で「縁結びの神様」です。
この「縁結び」とは、男女の縁だけではなく、生けとし生けるものすべてが仲良く共存するための尊いご縁のことなのだとか。
御朱印も頂きました。
伊勢神宮と同様な感じのシンプルな御朱印でした。
ありがたく頂戴いたします。
御朱印を頂く人々も多く、少し並びました。
境内にはお摂社・お末社が色々あり。
古びたお社にも威厳が感じられます。
ご本殿の裏手にも参拝する場所があり。
こちらはご本殿に一番近い参拝所とのこと。
かなりご利益がありそうなので、こちらも忘れずに参拝しましょう。
その近くに鎮座するお社が「素鷲社（そがのやしろ）」。
ヤマタノオロチを退治したことで有名なスサノオノミコトが祀られています。
スサノオノミコトは、出雲大社の主祭神・大国主大神の祖先（父親？）でもあるとのこと。
この「素鷲社」の床下には、砂が入った木箱があり。
この聖なる砂をまくと、その土地を清めるご利益があるとのこと。
「稲佐の浜」の砂を持参してくれば、お持ち帰りできるのだそうな。
その他にも・・・。
細長～い「十九社」もあり。
倉庫ではなくて、これもお社です。
全国から集まった八百万の神様の宿泊所なのだとか。
ご本殿の西側にある大きな建物が「神楽殿（かぐらでん）」
こちらにあるのが日本一の超巨大しめ縄です。
メチャデカイ。
近くに寄ってみると、その大きさに圧倒されます。
長さ13メートル・重さ5.2トンとのこと。
どうやってこんな巨大なしめ縄を作ったのだろうか・・・。
まさに出雲大社のシンボルの巨大しめ縄です。
一通り参拝が終わったところで・・・。
下り参道を上って、出雲大社を後にします。
大国主大神のご威厳が感じられるパワースポットでした。
ようやく念願の出雲大社への参拝が叶って良かったです。