2020/10/03
今回は、旅先でスマホやPCを充電するための「USB Power Delivery(以下PD) 対応USB Type-C 充電器」と「PD対応 USB Type-Cケーブル」について。
最近、都内のとあるホテルに、ここ数年愛用してきた「PD対応 USB Type-C充電器」を忘れてしまいました・・・。
ホテルに電話で問い合わせても「忘れ物は見つかっておりません」の一点張りだったので、諦めて買いなおすことに(涙)。
まずは、USB Power Delivery対応の USB Type-C 充電器。
RAV PowerのRP-PC133(白)です。
従来の「USB Standard-Aポート」もついています。
Amazonにて購入しました。
お値段は4800円ぐらい。
結構いいお値段でしたが、今のところちゃんと使えています。
コンパクトで重さは118g (筆者計測)と軽く、持ち運びに便利。
USB Power Delivery 対応で、
- 5V=3A
- 9V=3A
- 12V=3A
- 15V=3A
- 20V=3.25A
に対応しています。
USB Type-Cケーブルも同時購入。
UGREENの USB Type-C -Type-Cケーブル(1m)です。
こちらもAmazonにて購入。
お値段は1400円ぐらいでした。
こちらは、
- USB Power Delivery (最大60W 20V=3Aまで)
- USB3.1 (Thunderbolt 3)
に対応しているとのこと。
一方、充電したい手持ちの機器は・・・
- ノートPC (20V=2.25A, 45W)
- スマホ (9V=2A, 18W)
- iPad Pro 11インチ 2018年モデル (9V=2A, 18W)
で、3台ともUSB Power Deliveryに対応したUSB Type-C端子を持っています。
今回購入した充電器とケーブルで、3台全て充電することができました。
\( ^o^)/
最近になって、ようやくまともな USB PD充電器が増えてきましたね。
これからは USB Type-C対応機器が増えてくると思われますが、規格がややこしすぎます。
ちなみに・・・
- 「USB Type-C」は、ざっくり言うと「コネクタ形状(と5Vまでの充電方式)の規格」
- 「USB Power Delivery (略してPD)」は「USB Type-Cコネクタを使った高速充電方式の規格」
- 「USB2.0」とか「USB3.0」とか「USB3.1」は「高速データ転送方式の規格」
です。
「USB Type-C」の充電器やケーブルの中には、「USB Power Delivery」に対応していないものもあります(特に安いやつ)。
この場合は、PCに充電ができない(またはやたら充電が遅い)場合もありますので、PCにも充電したい時は・・・。
- 「USB Power Delivery」に対応していること
- 手持ちのPCへの充電電力(だいたい45Wか60W以上)をサポートしていること
が明記されている充電器を選びましょう。
ああ、ややこしい・・・。
このあたりを説明しだすと非常に長くなるので、PC Watch様の以下の記事をご参考にどうぞ。
ケーブル選びに失敗しないための「USB Type-C」基礎知識