旅行用の「PD対応USB Type-C 充電器」と「PD対応USB Type-C ケーブル」を購入してみたの編 2020/09

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2020/10/03
今回は、旅先でスマホやPCを充電するための「USB Power Delivery(以下PD) 対応USB Type-C 充電器」と「PD対応 USB Type-Cケーブル」について。

最近、都内のとあるホテルに、ここ数年愛用してきた「PD対応 USB Type-C充電器」を忘れてしまいました・・・。
ホテルに電話で問い合わせても「忘れ物は見つかっておりません」の一点張りだったので、諦めて買いなおすことに(涙)。

まずは、USB Power Delivery対応の USB Type-C 充電器。
USBC202009013R
RAV PowerのRP-PC133(白)です。
従来の「USB Standard-Aポート」もついています。

Amazonにて購入しました。

お値段は4800円ぐらい。

結構いいお値段でしたが、今のところちゃんと使えています。
コンパクトで重さは118g (筆者計測)と軽く、持ち運びに便利。

USB Power Delivery 対応で、

  • 5V=3A
  • 9V=3A
  • 12V=3A
  • 15V=3A
  • 20V=3.25A

に対応しています。

USB Type-Cケーブルも同時購入。
USBC202009007R
UGREENの USB Type-C -Type-Cケーブル(1m)です。

こちらもAmazonにて購入。

お値段は1400円ぐらいでした。

こちらは、

  • USB Power Delivery (最大60W 20V=3Aまで)
  • USB3.1 (Thunderbolt 3)

に対応しているとのこと。

一方、充電したい手持ちの機器は・・・

  • ノートPC (20V=2.25A, 45W)
  • スマホ (9V=2A, 18W)
  • iPad Pro 11インチ 2018年モデル (9V=2A, 18W)

で、3台ともUSB Power Deliveryに対応したUSB Type-C端子を持っています。

今回購入した充電器とケーブルで、3台全て充電することができました。
\( ^o^)/
最近になって、ようやくまともな USB PD充電器が増えてきましたね。

これからは USB Type-C対応機器が増えてくると思われますが、規格がややこしすぎます。

ちなみに・・・

  • 「USB Type-C」は、ざっくり言うと「コネクタ形状(と5Vまでの充電方式)の規格」
  • 「USB Power Delivery (略してPD)」は「USB Type-Cコネクタを使った高速充電方式の規格」
  • 「USB2.0」とか「USB3.0」とか「USB3.1」は「高速データ転送方式の規格」

です。

「USB Type-C」の充電器やケーブルの中には、「USB Power Delivery」に対応していないものもあります(特に安いやつ)。
この場合は、PCに充電ができない(またはやたら充電が遅い)場合もありますので、PCにも充電したい時は・・・。

  • 「USB Power Delivery」に対応していること
  • 手持ちのPCへの充電電力(だいたい45Wか60W以上)をサポートしていること

が明記されている充電器を選びましょう。
ああ、ややこしい・・・。

このあたりを説明しだすと非常に長くなるので、PC Watch様の以下の記事をご参考にどうぞ。
ケーブル選びに失敗しないための「USB Type-C」基礎知識