香港食その101 澳門茶餐廳@銅鑼灣・謝斐道

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2013/02/11
香港・マカオ旅行3日目の朝。
春節(2013/02/13)の翌日です。
日本の暦では、普通の祝日。
香港経由で日本に帰国する時がやってきました。

マカオの外港フェリーターミナルでは、獅子舞パフォーマンスの準備中です。
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この獅子舞軍団は、ジャージを着用していて、学生さんのようでした。
フェリーターミナル以外でもあちこちで獅子舞を披露しているようです。
ご苦労様です。

マカオ→香港のフェリーは特に混雑もなく普通に乗れました。
香港島・上環に戻ります。
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いい天気だなあ。

香港上環のターボジェットのチケット売り場の様子。
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物凄い人で混雑しています。
まだ午前11時なのに、午後3時発のチケットまで売り切れている様子。
いよいよこれから春節大混雑が始まるのでしょうか。

上環~中環間の歩道橋の様子。
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春節でお休みをもらったフィリピン人メイドさんのダンボールハウスが並んでいます。
寒いですけど・・・。

お昼ごはんを食べるところを求めて、MTRに乗って灣仔にやってきました。
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檀島咖啡餅店は、春節でお休み中・・・。
私の好きな地元系のお店はお休みのところが多いです。
マックや吉野家といった外資系チェーン店や、観光客の多い場所のお店は営業中の模様。

銅鑼灣近くまでやってくると、人も多くなってきました。
営業中のお店も多いです。
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翠華餐廳は長蛇の列が出来ていました。
お休みのお店が多いので、茶餐廳難民発生?

で、今回のお昼ご飯はこちら。「澳門茶餐廳」IMAG3784
銅鑼灣以外にも、何店舗か支店があります。
春節の飾り付けで、きらびやかです。
結構中は、お客さんで賑わっています。

入店すると、お約束どおり
「げいわいや~?(何名?)」
と聞かれましたので、「One」と答えて着席します。

テーブルの上に、ランチメニュー発見。
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写真がブレてしまってスミマセン。
上のランチメニューを見ていると、「家郷電飯煲飯」なるものを発見。

「電飯煲飯」?電気ご飯?
なんだろう?

「電飯煲飯」のイメージ図
denfan
感電しそうです。(またヘタクソな絵ですみません。。。)

店内を見回すと、こんなようなポスターを発見。
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お?電気炊飯器。
そうか、「電飯」は、電気炊飯ジャーのことだったのね。
これを使った「煲飯」、つまり炊き込みご飯、ということのようです。

面白そうなので、「家郷電飯煲飯・臘味糯米飯 46HKD」を注文してみることにしました。

まずは、薬味が配られます。
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ネギとピーナッツと、何やらどす黒いタレ、登場。
あと、しゃもじ・・・。

そして、ドーンと、電子炊飯ジャー登場!
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えっ?
このままですか?

中を除いてみると・・・。
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おー、おいしそうな炊き込みご飯、というか、「おこわ」です。
ホカホカでアツアツです。
それにしても、炊飯ジャーまるごとお客さんに出すとは、なんとワイルドな。
中にはロースト肉を細かく切った具が入っていて、秘伝のタレ?が染みこんでいます。
香ばしいいい香りがします。

しゃもじですくって、茶碗に盛って頂きます。
見た目たくさん量があるように見えましたが、実際のご飯の深さは2センチほどでした。
ちょっと量が少ないかも。
でも、味はしっかりついていて、なかなかおいしいです。

と、店員のオバちゃんがやってきて、ジェスチャーで、薬味類と黒いタレをジャーの中に入れるのよ!と教えてくれました。
「OK,OK」といいうわけで、まずは先ほどの薬味(ネギ、ピーナッツ)を炊飯ジャー内に投入してかき混ぜます。
もちろん、ネギのサッパリ感が追加されていい感じのお味になります。

でも、黒いタレは入れなくても、十分に味がついているので、そのまま入れなくていいか。
と思っていると、再び店員のオバちゃん登場。

黒いタレも、ジャーに入れるのよ!とジェスチャーで主張してきます・・・。
うーん、これ以上味を濃くするのはどうかなぁ。
というわけで、黒いタレのニオイをかいだり、おそるおそる味見したりしていると、オバちゃんは、ハ
ハハと笑って去っていきました。

黒いタレは、チキンライスとかについてくる黒いタレのような少し甘いコクのある風味です。
まあいいや、ということで、これもジャーに投入。
やはりちょっと味が濃すぎる感じにはなりましたが、まあ、いいでしょう。

しばらくすると、茹でた野菜登場。
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あ、こういうセットメニューだったんですね。
なんか得したようでうれしいです。
こちらはちょっと苦い。
でも、濃い味のおこわの後に口の中がサッパリしていい感じでした。

お店の中をキョロキョロていると、ワゴンの上に沢山の電気炊飯ジャーがスタンバイ中。IMAG3783
先に作り置きしておいて、「保温」にしておけば、いつでもホカホカの状態でお客さんに出せるというわけですね。
電気代がかかりそうですが・・・。

こういう香港らしいご飯を見つけると、ますます香港食探訪を続けたくなります。