2018/06のとある週末。
うわー、メチャ並んでる・・・。
やってきたのは、日比谷の「添好運(TIm Ho Wan)」。
ミシュランで1つ星を獲得したことで有名な香港の点心専門店です。
その日本進出第1号店が、2018/04/08にここ日比谷にオープンしたのでした。
オープンしてから2か月近く経過しても、まだその人気は衰えていないようです。
1時間以上は待ちそうな感じだったので、この日は断念。
香港の北角のお店はそんなに混んでいなかったのに・・・。
以前に香港の添好運・北角店に行ったときのレポートはこちら。
香港食その178 添好運點心専門店@北角・和富道
さらに以前にジャカルタの添好運に行ったときのレポートはこちら。
インドネシア食その38 Tim Ho Wan(添好運)で飲茶の編@ジャカルタ・グランドインドネシア
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会社からお休みを貰った、とある平日の午後に再訪。
おお、空いている♪
これなら10分少々で入れそうです。
列に並んでいる間に・・・。
メニューが配布されました(クリック拡大)。
香港北角店やジャカルタ店のメニューと似たような感じです。
そりゃそうか。
後ろに並んでいる女性グループが「小籠包ないの?」って言うておられました。
小籠包は元々は上海料理なので、広東地方の點心には含まれないことが多いです。
こちらはオーダーシート。
中国語表記の他に日本語表記もあり、分かりやすいです。
そりゃそうか。
では代表的なメニューについて、日比谷、香港、ジャカルタの各支店のお値段を比較してみましょう。
- 酥皮焗叉燒包3個(叉焼まん)
- 日比谷店:580円
- 香港北角店:19 HKD (約270円)2016/07/16
- ジャカルタ店:43800 IDR(約438円)2015/12/29
- 鮮蝦燒賣皇(ポークと海老の焼売)
- 日比谷店:580円
- 香港北角店:26 HKD (約370円)2016/07/16
- ジャカルタ店:38800 IDR(約388円)2015/12/29
と、日本が断トツでお高いです。
香港の約2倍のお値段。
それでもこれだけ行列しているというところに、日本での人気の高さを伺わせます。
オーダーシートに記入している間に・・・。
ようやく店内へ案内されました。
広い店内ですが、もちろん満席です。
では着席。
お茶(プーアル茶)が自動的についてきますので、飲み物をオーダーしなくてもよし。
ただしお茶の種類は指定不可。
「洗杯の儀(お茶で容器を洗う習慣)」ができないのは、香港のお店と同様です。
それにしても、プーアル茶の味がやや薄いような・・・。
まずは看板メニュー「酥皮焗叉燒包(ベイクトチャーシューパオ)580円」。
3個セットで登場するのは、香港やジャカルタのお店と同様。
ではパクリ。
生地はメロンパンのように甘くてサクサク。
中の叉焼のあんも甘~いです。
香港で食べたのよりも、脂っこさがなくアッサリしている感じがしました。
そのおかげで、お一人様でも3個を飽きずに食べきることができました。
お次は「白灼時蔬(温菜)」580円。
ゆでた野菜にオイスターソースをかけたもの。
やや苦味があり、薄味ではありますが、お口直しに丁度いいです。
最後は「鮮蝦燒賣皇」580円
蒸したてのアツアツです。
蝦プリプリ感と豚肉の肉汁の旨味が感じられて普通に美味。
皮の部分のモッチリ感があるのも特徴的。
香港で食べたのと同様なお味でした。
以上3品で、だいたい満腹。
點心は味が濃いので、1人2~3品が限度です。
注文しすぎないように注意しましょう。
お隣の女性は、お1人で7品ぐらい注文していました・・・。
もちろん食べきれなかったため、お持ち帰りしていました。
香港と同様にお持ち帰り用の容器が準備されているようです。
で、以上3品に席料10%(お茶代込み)と消費税8% が加算されて総額は2065円でした。
香港で食べるのに比べると、かなりいいお値段です。
それでも、香港のお店とほぼ同様のお味を体験できたので、まあ満足。
あまりテンションが高くないのは、私的には観光客向けの「添好運」よりも「蓮香居」のような庶民的なお店の点心の方が好きなので・・・。
ともあれ、東京に居ながらにして香港の有名店のお味を体験してみたい方は是非どうぞ。
お店の場所はこちら。
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添好運 日比谷店
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