2020/09/15
海外の名物料理を自炊して、自宅に居ながらにして海外旅行へ行った気になるシリーズ・第10弾です。
過去の弾はこちら。
- 第1弾:シンガポール「海南チキンライス」
- 第2弾:香港「火腿蛋出前一丁湯麺」
- 第3弾:ドイツ「シュニッツェル」
- 第4弾:中国「陳麻婆豆腐」
- 第5弾:ベトナム「フォー・ガー」
- 第6弾:フィンランド「サーモンスープ」
- 第7弾:インドネシア「ナシゴレン」
- 第8弾:ハンガリー「チキンパプリカ」
- 第9弾:シンガポール「バクテー」
第10弾にして9カ国目となる今回の見本はこちら。
↑の写真は、2010年のオランダ・ベルギー旅において、ブリュッセルで頂いた「ワーテルゾーイ」です。
鶏肉とセロリが入ったホワイトシチュー。
スープはドロドロしておらず、サラッとしたタイプでした。
非常に美味しくて衝撃を受けた一皿です。
このお味を自宅でも再現したい!
材料(2人前)
- 鶏モモ肉(から揚げ用)250gぐらい
- タマネギサラダ 1袋 (170g)
- ゆでジャガイモと人参 1袋(240g)
- セロリ 1本
- タイム(ハーブ)適量
- ローレル(ハーブ)2枚ぐらい
- バター 10g
- 生クリーム 90g
- タマゴの黄身 1個
- コンソメ顆粒 1袋(4.5g)
- 水400g
相変わらず「まな板」や「包丁」などという上級者向けな道具は持っていないので・・・。
タマネギとジャガイモと人参は、カット済のものを調達しました。
セロリは料理用のハサミでチョキチョキ。
「まな板」と「包丁」が欲しくなるけど、ぐっと我慢じゃ。
余ったセロリの葉っぱは、別途ごま油で炒めて頂きました(苦かった)。
今回の注目食材は「タイム」というハーブ。
良く言えば、ヨーロッパのレストランの香り(?)がします。
悪く言えば、病院のような香り・・・。
茎は硬いので食べられません。
また、謎の食材の在庫が増えてしまった・・・。
調理開始
まずは、タマネギサラダをバターで炒めます。
この後、煮込むと殆んど溶けてしまいますが・・・。
タマネギに火が通ったところで、鶏肉で爆撃。
ちょっと量が多かったかも。
鶏肉に焼き色がついたところで・・・。
水400g、コンソメ、セロリ、ジャガイモ、ニンジンを投入して、じっくりと煮込みます。
そしてそして・・・。
香りづけのため、ローレル3枚と「タイム」も投入。
ハーブの香りが入ると、グッとヨーロッパ感が出てきますね~。
「タイム」は、後で回収しやすいように、束にしておくとよいです(ブーケガルニというらしい)。
煮込んでいる間・・・。
生クリームに卵黄を投入してまぜまぜします。
卵白が余ったけど、どうしよう・・・。
1時間半ぐらい煮込みました~。
水分が蒸発して、水位が半分ぐらいになるまで頑張りました。
お肉の一部と玉葱・ジャガイモがスープに溶けて、美味しそうな香り!
役目が終わったタイムとローレルを回収します。
火を止めて、生クリーム&卵黄の混合物を投入し・・・。
沸騰しない程度に加熱して完成です。
うーん、思ったよりもドロドロした感じになってしまった。
けど、これはこれで美味しそうです。
ビックカメラで調達したベルギービールとパンと共に、頂きまーす
チキンが柔らかくて美味しい~。
タイムとローレルの独特の香りがいい感じです。
ホワイトシチューとしては上出来なのですが、ベルギーで頂いたワーテルゾーイとは別ものですね・・・。
残念ながら、脳内でベルギー旅行した気分にはなれず。
あと気になったのが・・・
「これ、以前に作った「サーモンスープ(フィンランド)」と同じ味じゃね?」
という点。
サーモンとチキン以外は、ほぼ似たような材料ですからね・・・。
うーむ、これが自炊の限界なのか。
ちなみに、余った卵の白身は・・・。
泡立ててから、砂糖と小麦粉を入れて、謎のパンケーキにして頂きました。
甘い卵焼きのようなお味で、やや微妙な感じでしたが。
というわけで、そろそろ作れる料理のネタがなくなりつつある「自宅で世界食」なのでした。