自宅でベルギー食その1 「ワーテルゾーイ」を自炊してみたの編

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2020/09/15
海外の名物料理を自炊して、自宅に居ながらにして海外旅行へ行った気になるシリーズ・第10弾です。

過去の弾はこちら。

第10弾にして9カ国目となる今回の見本はこちら。
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↑の写真は、2010年のオランダ・ベルギー旅において、ブリュッセルで頂いた「ワーテルゾーイ」です。
鶏肉とセロリが入ったホワイトシチュー。
スープはドロドロしておらず、サラッとしたタイプでした。
非常に美味しくて衝撃を受けた一皿です。
このお味を自宅でも再現したい!

材料(2人前)

  • 鶏モモ肉(から揚げ用)250gぐらい
  • タマネギサラダ 1袋  (170g)
  • ゆでジャガイモと人参 1袋(240g)
  • セロリ 1本
  • タイム(ハーブ)適量
  • ローレル(ハーブ)2枚ぐらい
  • バター 10g
  • 生クリーム 90g
  • タマゴの黄身 1個
  • コンソメ顆粒 1袋(4.5g)
  • 水400g

相変わらず「まな板」や「包丁」などという上級者向けな道具は持っていないので・・・。
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タマネギとジャガイモと人参は、カット済のものを調達しました。

セロリは料理用のハサミでチョキチョキ。
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「まな板」と「包丁」が欲しくなるけど、ぐっと我慢じゃ。
余ったセロリの葉っぱは、別途ごま油で炒めて頂きました(苦かった)。

今回の注目食材は「タイム」というハーブ。
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良く言えば、ヨーロッパのレストランの香り(?)がします。
悪く言えば、病院のような香り・・・。
茎は硬いので食べられません。
また、謎の食材の在庫が増えてしまった・・・。

調理開始

まずは、タマネギサラダをバターで炒めます。
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この後、煮込むと殆んど溶けてしまいますが・・・。

タマネギに火が通ったところで、鶏肉で爆撃。
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ちょっと量が多かったかも。

鶏肉に焼き色がついたところで・・・。
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水400g、コンソメ、セロリ、ジャガイモ、ニンジンを投入して、じっくりと煮込みます。

そしてそして・・・。
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香りづけのため、ローレル3枚と「タイム」も投入。
ハーブの香りが入ると、グッとヨーロッパ感が出てきますね~。
「タイム」は、後で回収しやすいように、束にしておくとよいです(ブーケガルニというらしい)。

煮込んでいる間・・・。
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生クリームに卵黄を投入してまぜまぜします。
卵白が余ったけど、どうしよう・・・。

1時間半ぐらい煮込みました~。
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水分が蒸発して、水位が半分ぐらいになるまで頑張りました。
お肉の一部と玉葱・ジャガイモがスープに溶けて、美味しそうな香り!
役目が終わったタイムとローレルを回収します。

火を止めて、生クリーム&卵黄の混合物を投入し・・・。
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沸騰しない程度に加熱して完成です。
うーん、思ったよりもドロドロした感じになってしまった。
けど、これはこれで美味しそうです。

ビックカメラで調達したベルギービールとパンと共に、頂きまーす
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チキンが柔らかくて美味しい~。
タイムとローレルの独特の香りがいい感じです。
ホワイトシチューとしては上出来なのですが、ベルギーで頂いたワーテルゾーイとは別ものですね・・・。
残念ながら、脳内でベルギー旅行した気分にはなれず。

あと気になったのが・・・
「これ、以前に作った「サーモンスープ(フィンランド)」と同じ味じゃね?」
という点。
サーモンとチキン以外は、ほぼ似たような材料ですからね・・・。
うーむ、これが自炊の限界なのか。

ちなみに、余った卵の白身は・・・。
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泡立ててから、砂糖と小麦粉を入れて、謎のパンケーキにして頂きました。
甘い卵焼きのようなお味で、やや微妙な感じでしたが。

というわけで、そろそろ作れる料理のネタがなくなりつつある「自宅で世界食」なのでした。