2020/08/02
海外の名物料理を自炊して、自宅に居ながらにして海外旅行へ行った気になるシリーズ・第8弾です。
過去の弾はこちら。
- 第1弾:シンガポール「海南チキンライス」
- 第2弾:香港「火腿蛋出前一丁湯麺」
- 第3弾:ドイツ「シュニッツェル」
- 第4弾:中国「陳麻婆豆腐」
- 第5弾:ベトナム「フォー・ガー」
- 第6弾:フィンランド「サーモンスープ」
- 第7弾:インドネシア「ナシゴレン」
8カ国目となる今回の見本はこちら。
↑の写真は、2018年のハンガリー旅にて、ブダペストで頂いたハンガリー名物「チキンパプリカ(チルケ・パプリカーシュ)」です。
パプリカ風味のソースでじっくりと煮込まれたチキンのお味を、自宅で再現してみようと思います。
材料(1人前)
- 鶏もも肉(から揚げ用) 200~250g
- 玉葱みじん切り 90g
- おろしにんにく 4g
- パプリカ粉 4g
- コンソメ粉 2g
- オリーブ油 12g
- ローリエ 2枚(なくても可)
- 水 120g
- サワークリーム 30g
- 小麦粉 3g
- 白ワイン 30g
- 塩こしょう 0~1g
- 付け合わせ用のショートパスタ(フジッリなど)50gぐらい
「玉ねぎみじん切り」は・・・。
業務用スーパーで売っていた冷凍のものを使用しました。
「まな板」「包丁」のような上級者向けな道具は持っていないので・・・。
ハンバーグにも使えるし、結構便利です。
パプリカの粉は「ギャバン」のものを購入。
「ギャバン」と言っても宇宙刑事ではありません(古っ)。
18g入りなので、これ1本で4人前ぐらい作れます。
大き目のスーパーに置いてある場合があり。
同じく「ギャバン」のローレル(ローリエ)も購入。
シチュー等によく入っている、食べられない葉っぱです。
なくても可。
サワークリーム。
こちらもやや入手困難ですが、大き目のスーパーで見つけました。
90g入りだったので、2~3人分作れます。
あとは、何か適当なショートパスタ。
余ったパプリカのソースを美味しくいただく用です。
ゴハンでもよいかも。
調理開始
まずは付け合わせのパスタを茹でておきます。
ちょっと多かったかも。
唐揚げ用の鶏モモ肉200g。
料理用ハサミでチョキチョキして切れ目を入れてみました。
味がよく染みて正解でした。
そしてオリーブ油で焼きます。
焼き色が付いたところで、引き上げて一旦退避。
油を足して、タマネギみじん切りとおろしニンニクを炒め・・・。
火が通ったところで、火を止めて、パプリカ粉を投入。
真っ赤ですが、辛いものではありません。
よく混ぜ合わせて1分ほど炒めます。
パプリカ粉のいい香りが漂ってきました。
水120g, コンソメ粉, 先ほどの鶏肉たちとローレルの葉2枚を投入。
これで蓋をして、弱火で20分ほどコトコト煮込みます。
煮込んでいる間に・・・。
サワークリーム30gを計量して、小麦粉3gと混ぜ合わせておきます。
んが!しかし。
目を離している間に水分の大半が蒸発してもーた。
火加減が強めだったかしら。
あちゃー。
急いで水を足して復活。
タマネギがちょっと焦げてしまいましたが、ギリギリセーフでした。
サワークリームと小麦粉の混合物を混ざ合わせ・・・
白ワインも入れ、再沸騰させたら完成。
味が薄めな場合は、塩こしょうで味を調えます。
この最後の塩こしょう加減が、全体の味の運命を左右することになるのは、煮込み系料理あるあるです。
今回のように、水が少な目な場合は塩胡椒しなくても良いかも。
では、お皿に盛り付け。
お肉がやーらかい(^q^)
パプリカの香りとサワークリームの酸味が絶妙で美味しくできました。
ローリエの香りは・・・よく分からなかったかも。
パプリカソースが美味しく、パスタソースとしても優秀でした。
ブダペストで食べたチキンパプリカを思い出しながら、ハンガリー気分に浸ることができました。
もし何かの縁で「パプリカ粉」を入手できた際には、ぜひお試しください。